1-1.葬儀の準備

2026.05.26

【保存版】葬式の持ち物リスト┃参列者から遺族まで完全解説

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葬式の持ち物は、「遺族」と「一般参列者」で異なることをご存じでしょうか。男女の違いや天候、通夜後に斎場などへ宿泊するかどうかによっても、必要品が変わります。

本記事では、最小限の持ち物から、宿泊を伴う場合にあると便利なものまで、具体的な持ち物や準備のポイントを詳しく解説します。

印刷して使える持ち物チェックリストや、葬儀の持ち物についてよくある質問もご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

今すぐ葬式の持ち物リストを確認したい方はこちら

葬式の持ち物リスト(最小限6品目)

葬式の持ち物リスト(最小限6品目)

葬式では、必ず持参しなければならない持ち物があるため、まず最小限の6品目の必要品について解説します。

袱紗に入れた香典(お布施)

葬式では、参列者の立場なら香典、遺族の立場なら僧侶に渡すお布施を袱紗(ふくさ)に包んで持参しましょう。

袱紗には種類があり、3万円未満の香典は長財布のように香典袋を差し込んで使う金封袱紗、3万円以上なら型崩れしにくい台付袱紗など、包むタイプの袱紗を使用します。

袱紗については以下へ、香典やお布施の準備方法については、本記事の一番最後に参考記事をご用意していますので、ぜひ併せてご覧ください。

参考:お葬式で使う袱紗(ふくさ)は大人のマナー!選び方と使い方

数珠

数珠は念珠とも呼ばれ、仏式の葬式では必需品のため、念珠入れに入れて持参し、式場へ入室する際にあらかじめ取り出して、左手に掛けてから入場します。

珠が天然石や天然木でできている数珠は、落としたりぶつけると破損しやすいため、念珠ケースを所有していない場合は、ハンカチで包むとよいでしょう。

数珠の選び方については、以下へ参考記事をご紹介しますので、これから数珠を購入準備する方はぜひご参照ください。

参考:数珠の選び方、基本から詳細まで解説します!

ハンカチ

葬儀では「自分は泣かないだろう」と思っていても、念のためハンカチを用意しておくと安心です。アイロンをかけた清潔なものを準備し、男性はスーツのポケット、女性はバッグに入れて持参しましょう。

ハンカチは、無地の白がもっとも適していますが、黒でも問題ありません。控えめなレースや刺繍が入った、葬儀向けのフォーマルハンカチも販売されています。

素材は綿のブロード生地が一般的ですが、汗をかきやすい夏場や、雨・雪など天候が悪い場合には、ガーゼやタオル地のハンカチが便利です。片面ガーゼ・片面パイル地のタイプも人気があります。

ティッシュ

葬式ではポケットティッシュも必需品です。花粉症や涙もろい方だけでなく、急な鼻水やメイク直し、公衆トイレの利用などで困らないように、必ず持参しましょう。

ポケットティッシュを準備できない場合は、ティッシュペーパーを数枚きれいに畳み、バッグやポケットに入れて携帯しておくと役立ちます。

忘れてしまった場合は、同行者や身近な方へ事前に声をかけておくと安心です。必要な際に分けてもらえるようお願いしておけば、いざというときも落ち着いて対応できます。

財布

葬儀へ持参する財布は、赤・ピンク・黄色などの目立つ色を避け、黒・グレー・紺色など落ち着いた色合いのものをおすすめします。サイズは、コンパクトな二つ折り財布や小銭入れ程度が使いやすいでしょう。

男性は喪服のシルエットが崩れにくい薄型の財布、女性はセレモニーバッグへ無理なく収納できる小ぶりな財布を選び、現金が必要になった時のために備えましょう。

交通費や飲み物代などでスマートフォン決済が利用できない場合もあるため、日常的にスマホ決済を利用している方も、現金を携帯しておくことをおすすめします。

携帯電話

スマートフォンなどの携帯電話は、遺族やほかの参列者との連絡手段としてだけでなく、交通機関の遅延や体調不良、道に迷った場合など、万一のトラブルに備えて持参しましょう。

ただし、葬儀中に着信音やバイブレーション音が鳴ると、進行の妨げになる可能性があります。マナーモードだけでは設定漏れが起こる場合もあるため、斎場では携帯電話の電源を切っておくのが望ましいでしょう。使用する際は、指定された場所で周囲へ配慮しながら利用することが大切です。

携帯電話を持っていない場合は、事前に葬儀社の連絡先をメモして持参すると安心です。葬儀の準備で忙しいご遺族は、電話に出られない可能性があるため、しっかり用意しておきましょう。

葬式であると便利な持ち物リスト

葬式であると便利な持ち物リスト

葬式であると便利な持ち物リストについてご紹介します。いざというときに備えて、必要なものを選んで持参しましょう。

サブバッグ

サブバッグは男女を問わず、柄のない無地の黒い色を使用するのが基本マナーですが、目立ちにくいレース地や無地のダークネイビーなどの黒に近い色であれば許容範囲といえます。

置き場所に困る折りたたみ傘やタオルなど、濡れたものをスムーズに収納することができるだけでなく、返礼品の持ち帰りにも便利です。

コンパクトに畳めるサブバッグなら、ポケットやフォーマルバッグに収納でき、100円均一などで安く購入できるため、用意しておくとよいでしょう。

折りたたみ傘や日傘

天候によっては、折りたたみ傘や日傘を持参しておくと安心です。雨や雪が予想される場合は、持ち運びしやすい折りたたみ傘をサブバッグへ入れておくと便利でしょう。

長傘は、電車やバス、斎場・火葬場などへ置き忘れてしまうことがありますが、折りたたみ傘であれば葬儀中も椅子の下などへ置きやすく、邪魔になりにくい点がメリットです。

また、日傘は夏場の熱中症対策として使用しても問題ありません。喪服に合わせる際は、派手な色柄を避け、黒やグレーなど落ち着いたデザインのシンプルなものを選ぶとよいでしょう。

防寒対策や熱中症対策用品

防寒対策 熱中症対策
マフラー・手袋 扇子
カイロ 日焼け止め
ひざ掛け 冷却・冷感用品

斎場は、施設によって冷暖房設備の効果が不十分な可能性があるため、防寒対策や熱中症対策としては、上記のようなアイテムを持参しておくと安心です。

ひざ掛けや扇子は、無地の黒・グレー・紺など、色柄が目立ちにくいものを用意します。

ハンディーファンは、カジュアルな印象を与えるため、斎場や火葬場などでの使用は控えたほうが無難です。

移動中であれば、マフラー・手袋、帽子・アームカバーなど防寒対策や紫外線対策のアイテムを使用しても問題ありません。

雨天や積雪の場合、レインブーツやスノーブーツを履いても構いませんが、フォーマルシューズやパンプスを持参して、斎場に入る前に履き替えましょう。

マスク

葬式では、マスクを使用しても失礼にあたらないため、花粉症や風邪気味の方のみならず、密室状態や乾燥が気になる方は、白いマスクを持参しましょう。

黒やグレー・ベージュなどの色付きマスクは、カジュアルな印象を与えてしまうため、避けるのがマナーです。

マスクが必須の方は、涙や鼻水などで汚れてしまったときのために、予備のマスクも用意しておくのがおすすめです。

メイク用品(化粧直し)

女性は、化粧直しのメイク用品として、艶感を抑えたマットな質感のファンデーションやリップを用意するとよいでしょう。

冬場の葬式では、斎場や火葬場なども乾燥しやすいため、男性や子供もリップを持参するのがおすすめです。

予備のストッキング

女性の場合、黒いストッキングを履いて参列しますが、万一の伝線に備えて、予備のストッキングを持参しておくと安心です。

ストッキングは、肌の透ける20〜30デニールが目安ですが、冬場は肌の透け感がある厚手のタイツも市販されているため、快適に過ごせるアイテムを持参してもよいでしょう。

葬儀場までの道のりが遠い場合は、履き慣れない靴で靴ずれをする可能性もあるため、絆創膏を用意しておくこともおすすめします。

葬式の持ち物における女性と男性の違い

葬式に参列する男女の持ち物の違い

葬式の持ち物では、女性と男性で大きく異なる点があるため、マナー違反にならないよう、よく読んでしっかりと対応しましょう。

女性はセレモニーバッグが必須

葬式で女性が持参するべきセレモニーバッグ

女性はセレモニーバッグを持参します。無地の黒いハンドバッグを用意するのが基本のマナーで、軽量で邪魔にならない葬式向けのセレモニーバッグが最も適しています。

フォーマルバッグにはさまざまな種類がありますが、葬式向けのセレモニーバッグは、光沢のない漆黒でマットな布製であることが大きな特徴となっています。

セレモニーバッグ以外の手持ちのバッグを使用する際は、うっかりマナー違反をしないよう注意が必要です。葬式にふさわしいバッグ選びや注意点については、以下の参考記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

参考:お葬式のバッグの選び方完全ガイド!7つの注意点とおすすめポイント

男性は手ぶらで参列するのが一般的

葬式の男性の喪服の内ポケット

男性の場合、葬式には手ぶらで参列するのが一般的です。正式な喪服のジャケットには、香典袋を収納できる大きな内ポケットが付いているため、バッグを持ち歩く必要はありません。

持ち物が多く手ぶらで参列するのが難しい方は、前項の参考記事をご覧になり、最適なバッグをご検討ください。

仕事帰りなどにバッグを持参する場合、黒や紺のシンプルなビジネスバッグであれば問題ありません。カジュアルなバッグや色柄が目立つカバンはロッカーなどに預けるのが最良です。

遺族が必要な葬儀の持ち物リスト

遺族が必要な葬儀の持ち物リスト

遺族が必要な葬儀の持ち物についてご紹介しますので、事前準備にお役立てください。

筆記用具

筆記用具は、葬儀社や僧侶と打ち合わせた内容をメモする際に役立ちます。葬儀後の流れや各種手続き、必要な準備等について、忘れないようメモしておきましょう。必要に応じて老眼鏡も持参しておくと安心です。

また、供花や供物をいただいた方のお名前を控えたり、親族や参列者とのやり取りを記録したりする備忘録の作成にも活用できます。突然必要になる場面も多いため、小さめのメモ帳とペンをバッグへ入れておくと便利でしょう。

風呂敷

葬儀で使用した白木位牌や遺影写真などを自宅へ持ち帰る際、風呂敷を用意しておくと手軽で便利です。

葬儀後の挨拶回りで返礼品を包んだり、四十九日法要でお寺などへ位牌を持参したりする際にも役立ちます。

挨拶文のカンペ

葬式では遺族代表として、参列者に対して挨拶のスピーチを行う場合があります。人前で話すのが苦手な方も、カンペを用意しておくことで、不安を軽減しやすくなります。

挨拶は一般的に喪主がしますが、高齢や体調不良で喪主がするのが難しければ、家族が代行しても問題ありません。

喪主や遺族がやるべきことは当記事の末尾に参考記事をご用意していますので、ぜひ併せてご参照ください。

納棺する副葬品や手紙

故人と一緒に棺へ納めたい副葬品や手紙などがあれば、葬儀社へ相談のうえ、あらかじめ用意しておきましょう。

ただし、副葬品として棺に納めたまま火葬できるかどうかは、火葬場の条件によって異なります。燃えにくい品物、有害な品物、遺骨を損傷してしまう品物は避けなければならないため、必ず事前確認が必要です。

写真など故人の思い出の品

葬式によっては、故人の写真や思い出の品を展示したり、持ち寄って団らんする場合があります。とくにアットホームな家族葬や無宗教葬では、創意工夫するケースが増えています。

日程に余裕があり、設備の準備が可能な葬儀社なら、写真のスライドショーや映像を配信することもできるため、希望があれば、葬儀社へ相談してみるとよいでしょう。

葬式の宿泊で必要な持ち物リスト

葬式の宿泊で必要な持ち物リスト

遺族や親族などの参列者が葬式で宿泊する場合の基本的な持ち物をご紹介します。

備品やアメニティグッズは斎場やホテルなど、宿泊先によって異なるため、直接現地へご確認ください。

入浴・洗面用品

最近は、浴室やシャワールームが完備されている葬儀場が増えてきました。ホテルのようにゆっくりと寛げる、快適なバスルームが完備されている家族葬向けの斎場もあります。

ただし、浴室があっても、タオル類やシャンプー・リンス・ボディーソープ(石鹸)などを自分で用意しなければならない場合もあるため、必要品はあらかじめ確認して準備しましょう。

また、入浴用品と同じように、アメニティグッズの品揃えは斎場によって異なります。事前に宿泊先の状況をチェックしておくと安心です。

使い捨ての歯ブラシ・歯磨き粉程度は斎場に用意されているケースは多いものの、洗顔料、髭剃り、コンタクトレンズのお手入れ用品など、個人的に必要なものは持参するようにしましょう。

スキンケア・メイク用品

 

葬儀場は冷暖房によって乾燥しやすい環境です。特に女性は、葬式の際に「方化粧」と呼ばれる薄付きの化粧をしなければならないため、化粧水・乳液などのスキンケア用品で保湿するのが大切です。

葬儀では、寝不足やストレスといった肌荒れの原因が重なりやすいため、しっかりケアすることをおすすめします。

なお、葬儀では薄化粧がマナーとなっているため、基本的にパウダーファンデーションとリップがあれば問題ありませんが、その他のメイク用品やヘアアクセサリーなど、必要アイテムは持参するようにしましょう。

チークやアイシャドウ・アイライナー・マスカラなど、鮮やかさや華やかさを演出するアイテムの使用は避け、口紅を使用する場合は落ち着いたピンクベージュなどを選びます。

ヘアブラシ・ドライヤー・整髪料

斎場によっては、ドライヤーが完備されている場合もありますが、ヘアブラシやヘアアイロン、整髪料など、日常で使用しているものがないと困る場合は持ち込みを推奨します。

髪型やメイクについては気をつけなければならないマナーや注意点があるため、以下の記事もぜひご覧ください。

参考記事:

葬式メイクの完全ガイド┃失敗しない7つのポイントと方化粧のやり方

お葬式の髪型4つのポイント!長さで選ぶ女性におすすめのヘアスタイル

お葬式に適したネイルの色やデザインと落とせない場合の5つの対処法

お葬式に最適な髪型は?男女別や子どもの身だしなみとマナーや注意点

着替え(下着・ワイシャツ・靴下・部屋着など)

葬式で宿泊するときの着替えは、持ち物軽減のために、部屋着とパジャマを兼用できるリラックスウェアやスウェットがおすすめです。下着やインナーも忘れずに用意しましょう。

男性は通夜翌日の葬式・告別式で着用するワイシャツも必要です。

靴下やストッキングは、日数分だけではなく、室内履きや風呂上がりの冷え対策・天候対策など、季節や天候まで踏まえて準備すると安心です。

防寒対策や熱中症対策用品

宿泊時の防寒対策や熱中症対策用品として、次のようなアイテムを準備しておくと、暑さ・寒さや乾燥を回避して、体調不良を防ぎやすくなります。

防寒対策 熱中症対策
カーディガン 接触冷感のインナーやカーディガン
ブランケット ネッククーラー
レッグウォーマー 冷却シート・冷却スプレー
のど飴 塩分チャージのタブレットや飴

冬場は室内が乾燥すると、体感温度が低くなるため、浴槽の湯を張ったままドアを開けておいたり、濡れタオルを室内に干しておいたりすると、乾燥対策しやすくなります。

夏場はエアコンが効きすぎるケースもあるため、問題があれば早めに葬儀社や施設の担当者へ相談しましょう。

予備のマスク・ハンカチや常備薬

葬式で宿泊する場合は、予備のマスクや日常で服用している常備薬、サプリメントなどを忘れないように持参してください。

遺族や親族は、精神的なショックや疲労から体調を崩しやすいため、休息を重視して食事もしっかり摂るように意識しましょう。

また、予備のハンカチも持参しましょう。葬儀マナーでは清潔感が重視されます。通夜で使用した汚れたハンカチを翌日の葬儀・告別式でそのまま使用しないよう、配慮が必要です。

シワが寄っていたり汚れが付着していたりする不潔なハンカチは、ほかの参列者に不快感を与えるため、衛生面には注意を払いましょう。

携帯電話の充電器

葬式で宿泊する場合は、携帯電話の充電器を持参するのがおすすめです。とくに遺族の立場では、関係者との連絡手段として使用する機会が多く、電池が消耗しやすいため、忘れないようにご注意ください。

斎場によってはWi-Fi環境が整っており、葬式での宿泊時も日常と変わらずネットが利用できる場合もありますが、充電器は自分で用意する必要があります。

葬式で手伝いをする場合の持ち物

葬式で手伝いをする立場の方は、必要品を持参しましょう。葬儀社が貸してくれる場合もありますが、念のため用意しておくと安心できます。

受付係・会計係の持ち物

葬式で受付係や会計係の手伝いをする場合の持ち物_電卓と筆記用具

  • 電卓:香典の集計に使用
  • 筆記用具:集計時や遺族への伝言などに使用

葬式で、受付係や会計係の手伝いを行う場合は、上記の持ち物を用意しておきます。

配膳係・接客係の必要品

葬儀で配膳係や接客係の手伝いをする場合のエプロン

  • エプロン:白や黒の華美でないエプロンや割烹着
  • タオル:手拭き用

葬式で、配膳係や接客係の手伝いを行う場合は、上記の持ち物を用意するのが一般的です。なお、自宅で葬儀をする場合は、この他の必要品を持ち寄るケースもあるため、遺族やほかの手伝い係と連携して準備しましょう。

葬式の持ち物チェックリストPDF

葬式の持ち物チェックリスト

葬式の持ち物チェックリストをご用意しましたので、事前準備やお出かけ前の忘れ物チェックの際に、ぜひご利用ください。

▼ダウンロードはこちら▼
葬式の持ち物チェックリスト

持ち物チェックリストは、ダウンロードして印刷できるPDF形式のため、家族や親族、ほかの参列者などへも共有が可能です。

葬式の持ち物の注意点

葬式の持ち物には、色柄や材質などのマナー違反に気をつけなければならないため、注意点について、ポイントを押さえて解説します。

  • 大きな荷物や目立つ色柄の持ち物は持参しない
  • 色は必ずしも黒がよいとは限らないことに注意する
  • 光沢や艶を避けるのが基本マナー
  • 動物の殺生を連想させる素材を避ける
  • 目立つ装飾のあるアイテムを避ける

大きな荷物や目立つ色柄の持ち物は持参しない

遺族やほかの参列者へ迷惑をかけないよう、葬式へは大きな荷物や目立つ色柄の持ち物は持ち込まないようにします。

  • 赤やピンク、黄色などの色
  • キャラクターの絵柄や派手な柄

黒い喪服の方々が集まる葬儀では、とくに上記のような持ち物には注意して、子供の持ち物に対しても配慮してください。

色は必ずしも黒がよいとは限らないことに注意する

葬式では、必ずしも「黒がよい」「黒なら無難」とは限りません。マスクと男性のワイシャツは清潔感のある白を着用するのがマナーのため、注意しましょう。

ただし、女性がブラウスを着用する場合は、白ではなく黒が正しいため、スカートスーツ・パンツスーツなどの略喪服で参列する際は、本記事末尾の参考記事をご覧になり、マナー違反にご注意ください。

光沢や艶を避けるのが基本マナー

葬式では、光沢や艶を避けるのが基本マナーのため、キラキラ光るラメや、光の加減で光沢の出やすいベルベット・ポリエステルの生地やプラスチックなどの材質は避けるようにします。

  • 結婚指輪
  • 女性のパールのネックレスやイヤリング・ピアス
  • 男性のシンプルな黒いベルトの金具
  • 目立ちにくい腕時計の金具

上記のようなアイテムでは、シルバーがあっても問題ないため、正しい知識に基づいて判断することが重要です。

動物の殺生を連想させる素材を避ける

仏式や神式の葬式では、次のような動物の殺生を連想させる素材を避けるのがマナーです。

  • 革製品や毛皮の製品など
  • 羽毛のダウンコートなど
  • 偽物(フェイク)を含む型押しやファー素材

バッグや靴・パンプス、ベルトなどは、合皮と判断しにくいため、問題視されませんが、明らかに動物の素材と判断できるものや、偽物であっても疑われやすいものは避けましょう。

目立つ装飾のあるアイテムを避ける

葬式では、次のような装飾品にあたるアイテムは、身につけたり持参しないように注意しましょう。

  • コサージュ
  • ブローチ
  • タイピン
  • カフス
  • バッチ
  • マスコット

また、バッグやヘアアクセサリーにも注意が必要で、無地の黒であっても、大きい・タレが長い・多数などのリボンは避けなければなりません。

社章も基本的に外して参列しますが、社葬へ会社の代表として参列する場合などは付けるケースもあります。

葬儀の持ち物でよくある質問

葬儀の持ち物についてよくある質問をご紹介しますので、気になる項目があれば、回答を参考にしてください。

葬儀の香典はいくら用意したらいい?

故人との関係 香典の相場金額
両親 3〜10万円
祖父母 1〜5万円
兄弟姉妹 3〜5万円
おじ・おば 1〜3万円
友人・知人 5,000〜1万円
職場関係 3,000〜1万円
取引先 5,000〜1万円
社長・役員 3〜5万円
近所の方 3,000〜5,000円

葬儀の香典は、故人との関係によって相場が異なります。また、香典返しの費用や、通夜振る舞い・精進落としの食事代よりも安い金額を包んでしまうと、遺族に負担をかけてしまうため配慮が必要です。

葬儀で数珠がない場合はどうしたらいい?

数珠を貸し借りするのはタブーとされているため、持っていない場合は事前に用意することをおすすめします。用意する時間がなければ数珠なしでも参列は可能です。

なお、日本の葬式は8割以上が仏式といわれているため、先々のためにも購入しておくと安心できます。

安価なものから、修理可能な高品質なものまで選択肢があるため、100円ショップやホームセンター、仏具店、ネットショップなどで探してみてください。

仕事で葬儀に参列する場合の持ち物は?

仕事関係者として葬儀へ参列する際は、受付で渡す名刺を持参する場合があります。

名刺の右上にボールペンで「弔」の文字を記入するか、名刺の左下を折って渡しましょう。

上司等の代理で参列する場合は、上司の名刺の右上に「弔」、代理人の名刺の右上に「代」と記入して、香典と一緒に受付へ提出します。

まとめ:葬式は持ち物リストをチェックして忘れ物やマナー違反をしないように注意しましょう

葬式は持ち物チェックリストを利用して忘れ物をしないように要注意

葬式の持ち物について、最小限の必需品から、参列者や遺族の立場で必要なもの、宿泊の必要品、気をつけるべき注意点まで解説しましたが、まとめると次のとおりです。

  • 葬式で最小限必要なものは6品目あり、袱紗に入れた香典(お布施)・数珠・ハンカチ・ティッシュ・財布・携帯電話を必ず持参する。
  • 葬式では、持参すると便利なものや、遺族としての必要品、宿泊で必要なものなどが多数あるため、持ち物リストをチェックして、自分に適した持ち物を準備するとよい。
  • 葬式での持ち物ではマナー違反に注意することが大切で、色柄や材質等に気を配る必要がある。

北のお葬式は、北海道の葬儀や法事・法要を承っている葬儀社として、役立つ知識を配信しています。

道内の皆様のお役に立てるよう、葬儀についての無料相談を承っておりますので、お困りごとがございましたら、どうぞお気軽にお問い合せください。

この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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