2-2.法事・法要

2017.06.26

葬式後の初七日や四十九日の流れは?必要な準備や手続きについて

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お葬式が終わってほっと一息もつかの間、その後も喪主やご遺族の方はやることがたくさんです。

今回はお葬式の後に行う法要(仏式でも宗派により意味や呼び方が異なります)や、行うべき事務的な手続きなどをご紹介します。

初七日法要

お葬式後は故人のやすらかな成仏を願って7日ごとに追善供養を行います。

その1回目、亡くなった日を1日として7日目にあたる日に初七日法要を行います。

自宅やお寺に親族を招いて宗教者(お坊さん)にお経をあげてもらいます。

読経後は焼香を行い、「精進落とし」という会食が行われます。

宗教者にはお布施と車代をお渡しします。

仏式でも宗派により意味や呼び方が異なりますが、北海道では葬儀当日の火葬後に還骨法要と同時に初七日法要から四十九日までを行う繰り上げ法要が主流です。

北海道はとても広いので、葬儀の1週間後さらにその後も再度親族が集まるのは大変ということでこのような形が広まったと言われています。

合理的で北海道人らしいですね。

葬儀の後に「繰り上げ法要」を行う場合は、葬儀会社がまとめて手配をしてくれるので特別な準備や、別途にお布施をお渡しする必要はありません。

四十九日法要

亡くなってから7日ごとに追善供養を行う中でも四十九日目は中陰と言って、故人が極楽浄土へ行ける日とされています。

そのため四十九日法要は追善供養の中でも大きな法要となり、同時にこの日が忌明けとなります。

四十九日法要では宗教者に読経をしてもらい、焼香、法話後、会食を行います。

宗教者へはお布施と車代をお渡し、宗教者が会食をしない場合は御膳料をお渡しします。

四十九日法要も葬儀の日に繰り上げ法要として行っておりますが、来られない方のものであり、終わっていると誤解をされないように注意が必要です。

四十九日法要の準備

四十九日法要までには下記のような準備が必要です。

日程の決定

来てもらう親族と宗教者の予定も聞いて日程を決めます。

時間は、会食をお昼に合わせて11時以降が理想です。

四十九日が平日で集まるのが難しい場合は日程を前倒ししても大丈夫ですが、後ろにずれるのはNGです

会食の準備

法要後は会食を行うので、お食事の手配が必要です。

斎場やホテルの法要プランなどを利用すると会場と食事の手配が一緒にできるので便利です。

仏壇やお墓の準備

仏壇やお墓を新しく購入する時は四十九日までに準備するようにしましょう。

買っただけでは使えませんよ。

菩提寺の僧侶に開眼供養(魂入れ)をしてもらいましょう。

引き物について

法要の参列者には引き物をお渡ししますいただくお供え物の額に関わらず、同じものを参列人数分用意するので、引き物の手配は参列者が確定してから行いましょう。

引き物の価格の相場は2,000円~5,000円で、食べ物や飲み物、洗剤など、食べたり使ったりするとなくなる「消え物」が適しています。

引き物のカタログにはスイーツ、海苔、乾麺、どんこ椎茸、コーヒー、煎茶、お米、洗剤セットなど様々な商品が掲載されていますが、参列される方の交通手段や移動距離なども考慮して、持ち歩きに苦労しない品物を選ぶなどの気配りが必要となります。

重たすぎる物や大きすぎる物を選ぶと、持ち帰る方の負担となる可能性があるので注意しましょう。

また、受け取った方が好きな物を選ぶことができるカタログギフトも人気です。

参列者の好みや生活状況はそれぞれ異なりますから、誰が受け取っても喜ばれる品物を選ぶことは難しいと感じる場合、カタログギフトを選んでみてはいかがでしょうか。

引き物ののしは黒白あるいは双銀の結び切りを用います。

表書きは「志」又は「粗供養」とし、表書きの下に施主の家名を書きましょう。

法要ののしは内のし(化粧箱にのしをかけ、その上から包装すること)とすることが一般的ですが、地域性や各ご家庭の習わしなどで外のしを希望する方もいます。

「引き物」と混同されがちなものに「香典返し」があります。

こちらは法要のお供えに対するお返しではなく、葬儀から四十九日法要までにいただいた香典に対するお返しです。

北のお葬式の対応エリアである北海道では、葬儀の際の香典に対するお返しは即日返しが基本なので、後日お返しを用意することは稀ですが、本州など多くの地域では、当日返しにより1/3~半額程度の品物を返礼したり、四十九日を過ぎてから香典返しをする習慣があります。

引き物の相場が2000円~5000円であるのに対し、本州等の香典返しはいただいた香典の半額程度が相場となっているため、品物を準備する際には引き物と香典返しを間違えないように注意しましょう。

お供え物はどんな物が良い?

法要でお供え物を用意する際にはどんなものを選べばよいのでしょうか。

お供え物はいつまでも形が残る物ではなく、食べ物など消費されてなくなる物を選びます。

よく供えられるのはリンゴやメロン、梨、スイカといった季節の果物や、お煎餅、羊羹、クッキー、フィナンシェなどのお菓子です。

丸い果物は縁起が良いとされ、お供え物に適していると考えられています。

また、お線香やロウソクをお供えすることもあります。

その他に故人の好物を思い出して、好きだったお酒や食べ物を選ぶことも供養の時間になるのではないでしょうか。

食べ物のお供え物は衛生面を考えて、個包装されたお菓子や日持ちする物がおすすめです。

お供え物は参列者が分けて持ち帰ることもあるため、分けやすい物や持ち運びが苦にならない物を選ぶといった配慮も必要となります。

生クリームを使った洋菓子やアイスクリームなど冷蔵や冷凍で保存する必要があるものや、賞味期限が短いものはお供えに向きません。

また、仏教では殺生(生き物の命を奪うこと)が禁じられているため、肉や魚といった殺生を連想させるものをお供えとすることは避けましょう。

四十九日法要までの遺族の心得

仏教では故人が亡くなってから四十九日法要を終えるまでの間を中陰(ちゅういん)と呼び、この期間、故人は冥土を旅していると考えられています。

冥土を旅する中で故人は生前の行いに対して裁きを受け、その後の行き先が決まるとされています。

故人の成仏やより良い世界に生まれ変わることを願って、中陰の間は自宅に後飾り祭壇を設け、遺骨、白木位牌、遺影、お線香、ろうそく、生花、鐘や鈴、仏飯、お水などを置いて供養します。

本来は命日から七日ごとに法要を行って故人の成仏を願うのですが、それが難しい場合も毎日お水を変え、お線香をあげてお参りしましょう。

同じように、古くから日本独自の宗教として根付いている神道では、50日祭と呼ばれる霊祭が終わるまでを忌中とし、神社への参拝を控える習慣があります。

神道では死を「穢れ」と考えるため、この「穢れ」を神様の領域に持ち込まないように、このような習慣がうまれたと考えられます。

四十九日法要までの間、遺族は結婚式などのお祝いごとや宴席への参加を控える習慣もあります。

前述のように神社参りも控えなければならないので、忌中に新年を迎える場合も初詣には行かないようにしましょう。

このように、故人の死後一定の期間遺族が普段と異なる行動をとる習慣が生まれた背景には、故人の冥福を祈るために慎ましい生活を送る仏教と、穢れを神様や人にうつさないために外出を控える神道の影響といえるでしょう。

その後に行う事務的な手続きなど

法要以外にも、やらなくてはいけない事務的な手続きはたくさん。
期間が決まっているものあるので忘れずにチェックしましょう。

  • 葬儀費用の支払い
  • お世話になった方への挨拶周り、お礼状
  • 不動産や車などの名義変更
  • 国民年金、国民健康保険の停止や脱退
  • 公共料金契約のストップや名義変更
  • 印鑑証明、運転免許証、パスポートなどの返却
  • 死亡一時金(国民年金)、葬祭費(国民健康保険)の請求
  • 生命保険請求
  • 預金口座の確認と解約
  • 相続などの法的手続

葬儀後にやることをリストに!必要な手続きをスムーズに進めよう」もあわせてご覧ください。

まとめ

お葬式の後には、亡くなった日を1日目として7日目に初七日法要、49日目に四十九日法要があります。

北海道では初七日法要~49日法要までをお葬式の日に一緒に行う繰り上げ法要が一般的です。

その後も法要や事務的な手続きが目白押しです。

わからないことは聞くようにしましょう。

お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで北のお葬式にお任せください。

北のお葬式では、葬儀後の手続きや仏事ごとの無料アドバイス等、アフターフォローも万全です。是非ご相談くださいね。

24時間365日いつでも対応いたします。

この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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