2-0.葬儀後に必要なこと

2020.05.01

永代供養とはどんな供養? 種類や費用、メリット・デメリットを解説

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永代供養という供養の形をご存じでしょうか。

永代供養とは、個人ごとのお墓を建てるのではなく、お寺や寺院が故人の遺骨を管理し供養する埋葬・供養の形です。

今回はこの永代供養の具体的な内容やメリット、デメリットなどについてご紹介します。

混同されがちな「永代使用」との違いについても解説しますね。

永代供養とはどんな形の供養? 永代使用との違いも

永代供養とは個人がお墓を建てて管理するのではなく、遺族に代わってお寺や霊園が遺骨を埋葬・管理し、長きにわたって供養してくれるという供養の形です。

お墓は建てて終わりではなく、遺族がその後も長く管理と供養を続ける必要があります。

「お墓の継承や管理ができる遺族や親族がいない」「管理を続ける費用がない」という場合はお墓を建てることが難しくなります。

そのような場合に、お寺や霊園に永代供養をお願いする方が多いです。

永代供養での遺骨の埋葬方法は寺院や霊園によって異なりますが、大きく分けると下記の3つがあります。

  1. 個別の墓石のもとに故人ごとに埋葬
  2. 納骨堂へ故人ごとに埋葬
  3. 合同の永代供養墓などへ他の方の遺骨とともに埋葬

【1】【2】は一般的なお墓と比べて個人の区画はコンパクトになりますが、通常のお墓や納骨堂のように個人ごとの墓参りも可能です。

ただし個別の埋葬と供養は永遠ではなく、三十三回忌などを一区切りとし、その後は他の遺骨と一緒に永代供養墓などへ埋葬され供養が続けられます。

区切りとするタイミングは寺院や霊園によってさまざまで、三十三回忌のほか十七回忌、五十回忌などを区切りとする場合もあります。

似ているけど意味が違う「永代使用」

「永代供養」と「永代使用」は言葉が似ているので混同されている方もいますが、意味が違うので注意してください。

永代使用とは通常のお墓を建てるときに出てくる言葉で、お墓の区画を永代にわたって使用するという意味です。

霊園や墓地の区画にお墓を建てる場合、霊園へ「永代使用料」を支払ってその土地を永代にわたって使用する権利を得ます。

ただし使用権であって土地を買い取るわけではないので、墓じまいをしてお墓を撤去する場合は区画の使用権を返却しなくてはいけません。

お墓を永代供養にするメリットとデメリットも知ろう

永代供養の大きなメリットは、お墓の管理が不要ということです。

身寄りがない方やお墓の継承者がいない方などが選ぶ供養方法でしたが、近年では子どもが遠方でお墓の管理が難しい方、子どもに墓守の負担をかけたくない方なども選ぶようになってきました。

個別のお墓を建てないので、墓の建設や維持にかかる費用が安いのもメリットの一つ。

お墓に費用をかけたくない方、その分のお金を子どもに残したいと考える方も選択されています。

ただし、永代供養では埋葬の形によっては「自分たちのお墓」という気持ちを持ちづらいかもしれません。

永代供養を検討している場合は、他の家族や親族とも相談をしたうえで決定すると良いですね。

また、最終的には他の方の遺骨と一緒に埋葬される合祀(ごうし)となります。

合祀後は、遺骨を持ち出すことはできないので注意しましょう。

永代供養の費用は数万円から数百万円までの幅がある

永代供養は一般的なお墓と比べてかかる費用が少ないのが特徴の一つです。

まず基本的に個別のお墓を建てないので、一般的なお墓の建設費用がかかりません。

永代供養料の金額は、霊園や埋葬方法によって異なり、数万円~数百万円と幅があります。

例えば、初めから他の遺骨と一緒に埋葬する合祀だと10万円~30万円程度、期間内は個人の区画を有する埋葬方法だと30万円~200万円程度が目安の一つです。

永代供養では契約時に「永代供養料」がかかり、それ以外の管理料などはかからないことが多いですが、これも霊園によってさまざまなケースがあります。

管理料がまったくかからないタイプ、永代管理料の中に前払い管理料が含まれるタイプ、一定期間のみ管理料がかかるタイプなど、霊園の種類やプランによってさまざまです。

契約時には内訳をよく確認しましょう。

まとめ

永代供養とは、個別のお墓を建てずにお寺や霊園へ遺骨の埋葬、管理をお願いして供養を続けるという埋葬・供養の形です。

個人でお墓の建設や管理をしなくて良い、埋葬や供養にかかわる費用が安いというメリットから、お墓の継承者がいない方や子どもに墓守の手間をかけたくない方、お墓に大きな費用をかけたくない方などが選ぶケースが増えています。

永代供養は一般のお墓や納骨堂のように個人の区画を持つタイプ、他の遺骨と一緒に埋葬するタイプなどがありますが、個別の区画を持つタイプでも三十三回忌などを一区切りとして、最終的には合祀での埋葬をし、供養を続けることとなります。

合祀後には遺骨を取り出すことができませんので心得ておきましょう。

永代供養では、霊園の種類や埋葬の方法によってかかる費用が異なります。

一般的には個別の区画を持つタイプの方が、永代供養料が高くなります。

それでも自分のお墓を建てたり霊園の管理費の支払いが必要となる通常のお墓と比べると、全体的な費用は安いと言えます。

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この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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