1-1.葬儀の準備

2025.02.28

家族だけの葬儀「家族葬」の流れや費用と気をつけるべき5つの注意点

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近年の葬儀は家族だけで行う家族葬がたいへん人気ですが、失敗や後悔を防ぐためには、具体的な葬儀の流れや費用を事前にしっかりと把握しておくことが大切です。

実は、家族だけの葬儀には家族葬以外にも葬儀プランの種類があり、「知らなかった!」「もし知っていたら…」と、後々になって気付くケースも少なくありません。

そこで本記事では、葬儀の種類、家族葬の流れ、費用をはじめ、家族だけの葬儀について知っておきたい知識を分かりやすくまとめて解説します。

気をつけるべき注意点や、家族だけの葬儀でよくある質問についてもご紹介しますので、遺族や親族の方はもちろん、参列者の方も疑問や不安の解消にぜひお役立てください。

家族葬とは?

 家族葬

家族葬とは、家族や親族など、故人の親しい人たちと少人数でお葬式をする葬儀形式のことです。

最新の葬儀の種類に関する調査結果によると、家族葬は約半数の方々に選ばれており、主流の葬儀形式としてたいへん人気です。

一方で、葬儀には地域による風習の違いがあり、家族葬より参列者の多い一般葬が多く行われている地域もあるため、気になる場合は地元の葬儀社へ相談すると良いでしょう。

たとえば、北海道では家族葬が45%、一般葬が40%の占率となっています。また、自宅葬を行うことが多く、近所の方たちが葬儀を手伝うことが定番となっている地域などもあります。

参考:【2023年】北海道の葬儀の種類と葬儀代やお布施の平均費用の調査結果

家族だけの葬儀形式は3種類ある

家族

種類 人数目安 会葬者 通夜 葬儀・告別式 火葬
一般葬 30名以上
家族葬 30名以下 ×
一日葬 30名以下 × ×
直葬・火葬式 10名未満 × × ×

家族だけで行う葬儀の方法は、お香典やお焼香のみの会葬者を伴う一般葬を除き、家族葬・一日葬・直葬(火葬式)の3種類があるため、葬儀形式の違いについて特徴を解説します。

家族葬の特徴

  • お通夜と葬儀・告別式の2日間で行う
  • 30名以内を目安とする少人数
  • お香典とお焼香のみを目的とする会葬者を伴わない

家族葬は、家族だけの葬儀のうち上記の3つが大きな特徴で、昔ながらの一般葬と同じように、お通夜と葬儀・告別式の2日間にわたって執り行われます

お香典とお焼香だけを目的とする会葬者を招かず、少人数の参列者による葬儀のため、和やかな雰囲気なのも家族葬の特徴の一つといえるでしょう。

家族や親族だけのお葬式であっても、2日間に渡ってしっかりとお別れの時間を持つことができるため、故人を偲び、心を込めて供養することができます。遺族が未練や後悔を残すことなく、安心して見送ることができる葬儀形式といえるでしょう。

一日葬の特徴

  • お通夜を省略して1日で行う
  • 30名以内を目安とする少人数
  • お香典とお焼香のみを目的とする会葬者を伴わない

一日葬とは、家族葬と同様に小規模な葬儀形式ですが、お通夜を省略して、葬儀・告別式と火葬を1日で終わらせることが最大の特徴です。

お通夜の儀式や通夜振る舞いにこだわりがなければ、葬儀費用を節約できるとともに、葬儀にかかる時間や手間を省くことができます。

家族葬にするか一日葬にするか迷う方は、葬儀社より事前に見積書を取得して比較検討し、気になることがあれば相談してみると良いでしょう。

直葬(火葬式)の特徴

  • お通夜や葬儀・告別式を省略して火葬だけを行う
  • 10名未満の数名のみ
  • 身寄りのない方や生活保護者は事前の申請手続きで無料になる場合がある

直葬や火葬式とは、お通夜や葬儀・告別式といった一連の儀式を行わずに、火葬だけを行う最小限のお葬式スタイルで、火葬場での立ち会いは家族だけなど、ごく数名で行います。

直葬と火葬式は基本的にどちらも火葬のみを行う形式ですが、葬儀社によっては異なるプランとして扱われることがあります。含まれる品目や料金が異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。

身寄りのない方や生活保護者の場合は、事前の申請手続きで葬儀費用が支給され無料になるケースがあるため、あらかじめ自治体や葬儀社へ確認しましょう。

家族葬のメリット

メリット

家族葬には多数のメリットがあるため、ポイントを押さえて解説します。

アットホームな雰囲気で満足度と自由度の高い葬儀ができる

家族葬は参列者が少ないため、アットホームな雰囲気で葬儀を執り行うことができ、故人や遺族の要望に合わせて、満足度と自由度の高い葬儀を実現しやすいです。

参列者の多い一般葬は、座席に決まりがある一方で、家族葬は棺を囲んで着席したり、お坊さんを呼ばずに音楽葬や故人の紹介をしたりと、葬儀の流れも工夫することができます。

葬儀社や斎場の選択肢が多い

参列者が多い葬儀は、対応できる葬儀社や斎場が限られる場合がありますが、家族葬は葬儀社や斎場の選択肢が多いため、好みや条件に合わせて選ぶことができます

近年増えている家族葬専用斎場では、人目を気にせず宿泊できる貸切斎場など、遺族や親族が快適に過ごせる設備やサービスが充実しているためたいへん人気です。

葬儀費用を抑えられる

参列者が少ない家族葬は、一般葬と比較して返礼品や飲食代の費用を抑えることができます。式場も省スペースで済むことから、斎場の使用料や人件費なども抑えられ、葬儀代を削減することができます

規模が大きい葬儀ほど、看板、車輌、人件費などの費用が増え、式場にふさわしい祭壇や装飾の花代なども必要になりますが、家族葬ではさまざまな費用の削減が可能です。

葬儀での接客応対や挨拶廻りの手間を省ける

家族葬は参列者が少ないことから、葬儀での接客応対や後々の挨拶廻りの手間を省くことができ、遺族の負担を大幅に軽減することが可能です。

とくに故人の配偶者や喪主にとって、葬儀は大きな緊張を伴うとともに、葬儀後も故人の手続きなどで慌ただしい日々が続きますが、家族葬なら心身の疲労を軽減できます。

家族葬のデメリット

デメリット

家族葬にはデメリットもあるため、トラブルにならないよう事前に確認しておくと安心です。

家族や親族から反対される可能性がある

葬儀に対する考え方は人それぞれ異なるため、少人数による家族葬は、家族や親族などから反対される可能性があります

大人数による盛大な葬儀を望む方にとって、家族葬は寂しいという印象を受けやすいことを理解しておく必要があるでしょう。

葬儀に参列できない人に不満を与える場合がある

家族葬では家族や親族だけで葬儀をするケースが多くありますが、最後のお別れができないことから、故人の友人や知人などへ不満を与えてしまう場合があります

家族葬では、家族や親族だけで葬儀を執り行うことが一般的ですが、故人の友人や知人が、最後のお別れをができないことに対して不満を感じる場合もあります。

亡くなってから葬儀までの短い期間で故人の交友関係を万全に把握することは難しいかもしれませんが、強く希望する方へはできるだけ参列してもらうことを検討すると良いでしょう。

香典収入が少ない

家族葬は参列者が少ないため、お香典が集まりにくく、一般葬に比べて遺族にかかる費用負担が大きくなる可能性があります。

一般葬と家族葬、どちらの方がお得になるのかといえば、参列者の人数や香典の額、葬儀の内容によって異なるため、気になる場合は、事前に葬儀社に相談するとよいでしょう。

家族葬と密葬の違いとは?

葬儀の違い_家族葬と密葬

密葬は、身内だけで行うという点については家族葬と変わりなく、規模や流れにについても大きな違いはありません。それでは何が違うのかというと、密葬には、後日、大勢の参列者を迎えて本葬が執り行われるという特徴があります。

とくに社葬やお別れ会では密葬を行うことが多くあり、言い換えると、対外的な本葬と身内だけの葬儀を2回行う場合、家族葬のことを密葬と呼ぶのが通例です。

家族葬のことを密葬と呼んでしまうと、後日本葬が行われるという誤解を招く可能性があるため、家族葬と密葬の違いをしっかり覚えておくとよいでしょう。

家族葬の流れ

棺

家族葬は自由に流れを設計することも可能ですが、ここでは一般的なお葬式の流れをご紹介しますので、参考になさってください。

①ご逝去・葬儀社への連絡・死亡診断書の受け取り

医師によって死亡が確認されたら、速やかに葬儀社へ連絡をして、ご遺体の搬送を依頼します。

病院や警察からは、死亡日時や死因が記入された死亡診断書(死体検案書)が発行されるため、受け取ったら葬儀社へ提出してください。

死亡診断書は、役所への死亡届の提出に必要であり、北のお葬式では、火葬の手続きとあわせて代行することが可能です。手間を省くためにも、代行が可能な葬儀社に葬儀を依頼することをおすすめします。

出典:死亡届(法務省)

②ご遺体の搬送と安置

ご遺体は斎場などの安置施設や自宅へ搬送し、ドライアイスを施して安置します。故人の傍へは枕飾りを用意します。

距離によって左右される搬送費用の計算や自宅の片付けなどの手間を削減するためには、斎場に完備されている安置施設を活用するという方法があります

斎場によっては、対面できる安置施設を完備しており、葬儀までの期間、故人に会うことができるため、寂しさを感じずに寄り添うことができます。

安置施設の利用には別途料金が発生する場合もあるため、利用を検討する際は、事前に費用を確認することをおすすめします。

③葬儀社との打ち合わせ~家族葬の準備

ご遺体を安置したら、葬儀社と葬儀の日程や内容を打ち合わせのうえ、家族葬の準備を行います。

遺族として必ず準備すべきなのは、遺影写真、棺に入れたい副葬品、お布施、喪服や持ち物ですが、斎場によっては飲食の持ち込みも可能なため、葬儀社へ確認して用意しましょう。

④訃報連絡による家族葬の案内

葬儀社やお付き合いのあるお寺と相談し、葬儀の日程が確定したら、親族や参列者をはじめ、故人の関係者や近隣の方へ訃報を伝え、家族葬で執り行うことを案内します

また、自身や家族の勤務先・学校などで慶弔休暇の申請が必要な場合は、忘れずに手続きを行いましょう。葬儀の準備や供養に集中できるよう、携帯電話の使用を控えるなど、落ち着いた環境を整えることも大切です。

⑤お通夜~通夜振る舞い

家族葬のお通夜は、18時〜19時頃に始まり、通夜振る舞いでの会食を経て、21時頃までにお開きとする「半通夜」が一般的です。

かつては、お線香やろうそくの火を絶やさず、一晩中故人を見守るのが通夜の習わしでしたが、近年ではそのような「寝ずの番」の必要性は薄れています。無理をせず、しっかりと休息を取り、心身の疲れを癒すことを優先しましょう。

⑥葬儀・告別式~出棺

お通夜の翌日は、一般的に10時頃から葬儀・告別式が執り行われ、故人との最後のお別れをした後、火葬場へと出棺します。

火葬場の利用方法は地域によって異なり、事前予約制のところもあれば、先着順の受付となるところもあります。予約制の火葬場を利用する場合、葬儀・告別式の開始時間は、火葬の予定時刻に合わせて調整されることが一般的です。

⑦火葬~収骨

火葬施設によって異なりますが、火葬の所要時間は一般的に約1時間程度です。その間、遺族は控え室やロビーで待機します。火葬終了後、収骨室で2人1組となって、骨上げを行います。

直葬や火葬式では、お通夜や葬儀・告別式を省略しますが、希望があれば火葬時にお坊さんを呼んで読経をしてもらうことも可能です。

なお、法律により、ご遺体の火葬は死亡後24時間以上経過してからでなければ行うことができません。そのため、お通夜を省略する一日葬や直葬・火葬式は、安置期間を設けてから行わなければならず、日程に注意が必要となります。

出典:墓地、埋葬等に関する法律(厚生労働省)

⑧繰り上げ法要〜精進落とし

葬儀・告別式の日には、繰り上げ法要を併せて行うことが一般的です。葬儀の延長として、または火葬後に法要を執り行い、その後、精進落としの料理を振る舞うのが通例となっていますが、近年では精進落としを省略する場合もあります。

一連の儀式が終了したら、遺骨・お位牌・遺影写真を持ち帰り、後飾り壇へ安置して家族葬は終了となります。

家族葬など家族だけの葬儀費用

家族葬など家族だけの葬儀費用は、地域や葬儀社によって異なりますが、北のお葬式では以下のような料金設定となっており、家族葬や一日葬では祭壇や仏花の費用も含まれています

種類 北のお葬式 相場費用
家族葬 388,300円〜 約70~120万円
一日葬 294,800円〜 約40〜60万円
火葬式 143,000円 約20〜30万円
直葬 82,500円

※事前の資料請求による5,000円割引適用後(税込費用)

お布施は別途必要となり、料理やお香典返し、メイク、霊柩車・マイクロバスなどは必要に応じて加算できる仕組みになっているため、お気軽にお見積りをご用命ください。

家族葬など家族だけの葬儀で気をつけるべき5つの注意点

注意ポイント

家族葬など家族だけの葬儀では、気をつけるべき5つの注意点があるため、ポイントを押さえて解説します。

  1. 家族・親族・お付き合いのあるお寺に許可を得る
  2. 香典収入が少なく収支として損をする場合がある
  3. 必ず事前に見積取得をして追加費用まで確認する
  4. 葬儀社や斎場を決める際はよく確認する
  5. 家族葬であることと香典辞退などの意向は訃報案内でしっかり伝える

①家族・親族・お付き合いのあるお寺へ許可を得る

家族葬など、家族や親族だけの葬儀を行うにあたっては、必ず事前に身内や、お付き合いのあるお寺などの宗教者へ相談して、許可を得るようにしてください。

周囲の意見や菩提寺などを無視して葬儀を行うと、親戚やお寺とトラブルになりやすいため、必ず相談して承諾を得るようにしましょう。

②香典収入が少なく収支として損をする場合がある

家族葬は葬儀代が安価でも香典収入が少なく、一般葬と比べて収支として損をする場合があるためご注意ください。

参列者が大勢いたり香典金額の多い方が集ったりする一般葬では、香典収入から葬儀費用を充当できるため、損益が気になる場合はどちらが得かよく検討しましょう。

③必ず事前に見積取得をして追加費用まで確認する

葬儀を行うにあたっては、必ず事前に見積書を取得して、追加費用の品目や単価を確認するようにしてください。

葬儀プランには、一般的に飲食代や返礼品をはじめ、お布施や火葬料などが含まれておらず、葬儀社によっては斎場使用料や自己負担の追加費用が発生する場合があります。

④葬儀社や斎場を決める際はよく確認する

後悔を残さないためにも、葬儀社や斎場を事前に見学し、説明会等に参加することをおすすめします。あらかじめ葬儀スタッフの接客対応や施設の雰囲気を確認しておくことで、万が一の時には、安心して葬儀を依頼することができます。

施設の見学や説明会への参加ができない場合、ホームページやパンフレットを参考に葬儀社を決める方も多くいますが、写真と実際の雰囲気が異なることもあるため、急な葬儀の際でも口コミや評判を参考にしながら、慎重に選ぶことが大切です。

⑤家族葬であることと香典辞退などの意向は訃報案内でしっかり伝える

訃報案内では、故人の知り合いなどが参列すべきかどうか迷わないように、家族葬であることを伝え、香典辞退や弔問をお断りする際もきちんと意向を伝えるようにしましょう。

家族葬のため参列をお断りする場合の例文

突然のご連絡を失礼いたします

私 〇〇〇〇の長男の〇〇と申します

かねてより療養中だった父〇〇が去る〇月〇日 〇歳にて永眠いたしました
生前のご厚情に深謝し 謹んでご通知申し上げます
葬儀につきましては故人の遺志により近親者のみで執り行います
勝手ながら弔問 香典 供花 供物につきましても固く辞退させていただきますので宜しくお願い申し上げます

訃報案内では句読点を省き、故人と差出人の関係性、家族葬を行うこと、香典などを辞退する意向があるかどうかを、分かりやすく伝えましょう。

家族葬など家族だけの葬儀でよくある質問

よくある質問

家族葬など家族だけの葬儀でよくある質問をまとめてご紹介しますので、気になる項目はチェックしておきましょう。

家族葬で呼ぶ親族の範囲は?

家族葬にあたって、親族をどの範囲まで呼ぶべきか迷う場合、次のような順番で検討することをおすすめします。

  • 1位:配偶者
  • 2位:1親等(父母・子ども)
  • 3位:2親等(祖父母・孫・兄弟姉妹)
  • 4位:3親等(曾祖祖父母・曾孫・甥姪・伯叔父母)
  • 5位:4親等(従兄弟姉妹)

一般的に、家族葬では2〜3親等の家族や親族が参列することが多いのですが、故人や喪主の配偶者の血縁者や、故人と親しかった友人・知人を招くことも可能です。

家族葬の参列人数の上限は、式場の広さによって異なります。斎場によっては10名前後から50名前後まで対応できるなど幅があるため、事前に確認しておくと安心できるでしょう。

家族葬など家族だけの葬儀なら服装は喪服を着用しなくても良い?

家族だけの家族葬などであっても、故人を弔う最後の儀式であることに変わりありません。ほかの利用者も集う葬儀場・火葬場を利用することも考慮し、遺族や参列者は喪服を着用するのが望ましいでしょう。

なお、故人や喪主の意向でラフな服装での葬儀を希望する場合、「平服でお越しください」と案内することがあります。ただし、「平服」とは普段着ではなく、黒・グレー・紺色などのダークスーツを指すため、適した服装を選ぶようにしましょう。

家族葬はお坊さんを呼ばなくても良い?

お付き合いのあるお寺がない無宗教の方で、家族や親族が問題視することもなければ、お坊さんを呼ばずに葬儀を行うことも可能です。

ただし、読経がないお葬式を行うと物足りなさを感じる場合があり、葬儀後に後悔することもあるため、葬儀社に相談し、音楽の演奏や故人の動画・写真の上映など、代わりとなる演出を検討するのがおすすめです。

お寺とのお付き合いが無いご家庭が、葬儀での読経を希望する場合、葬儀社に相談すればお坊さんを紹介してもらえることが多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。

参考:北のお坊さん(公式サイト)

家族葬のお香典金額の相場はいくら?

家族葬のお香典金額の相場は、故人との関係によって異なり、一般的には以下のとおりです。

  • 両親:3〜10万円
  • 祖父母:1〜3万円
  • 兄弟姉妹:3〜5万円
  • その他親戚:1〜3万円
  • 一般の参列者:5千円

家族葬へ参列できない場合の対処法は?

家族葬に参列できない場合でも、遺族が辞退の意向を示していなければ、お香典や供花を贈っても問題ありません。判断が難しい場合は、葬儀社を通じて遺族の意向を確認すると良いでしょう。

葬儀終了後に訃報を知った場合は、遺族の負担を考慮し、四十九日が過ぎてから納骨先を確認して、お墓参りをさせてもらうのも良い方法です。

まとめ:家族葬など家族だけの無料相談は北のお葬式へお任せください!

サービス案内

家族葬など家族だけの葬儀について、メリット・デメリット、流れと費用、注意点などを解説しましたが、まとめると次のとおりです。

  • 家族だけで行う葬儀には、家族葬・一日葬・直葬(火葬式)の3種類があり、中でも家族葬が最も人気です。家族葬は少人数で執り行えるため自由度が高く、費用を抑えながら満足度の高いお葬式が実現できます。
  • 家族葬は一般葬と同じく、1日目にお通夜を、2日目に葬儀・告別式を執り行いますが、葬儀・告別式のみの一日葬として執り行うことも可能です。直葬や火葬式は、通夜や告別式などの儀式を行わず、火葬のみを執り行う形式の葬儀です。
  • 家族葬にはデメリットもあるため、後々のトラブルを避けるためにも、事前に周囲の理解を得ておくことが大切です。その他にも、「事前に見積書を取得する」「葬儀社・斎場はよく検討して選定する」などの注意点があるため、しっかり把握しておくことをおすすめします。

北のお葬式では、北海道における家族だけの葬儀について、資料請求やお見積り、各種ご相談を無料で承っています。

家族葬や一日葬に適した斎場の選定、ご自宅での葬儀のご相談はもちろん、一般葬・直葬・火葬式などの葬儀形式を検討されている場合も、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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