こんにちは。
北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」です。
葬儀に対する考え方や葬儀の形が変わってきている近年、宗教儀礼を伴わない簡素な「直葬」という葬儀の形を選ぶ方も増えてきています。
しかし、直葬にはメリットもあればデメリットもあります。
今回は直葬の費用や流れ、気を付けたい点などについてお話します。
北のお葬式ブログ
葬式・葬儀の知識
直葬とは?費用や流れ、メリットデメリットも解説

直葬の費用や葬儀の流れとは
直葬とは「通夜」「告別式」「読経」「焼香」といった宗教儀礼を行わず、納棺後はすぐに火葬して見送る葬儀の形です。
「火葬式」とも呼ばれます。
「焼香」に関しては、火葬場の告別室で焼香ができる場合はほとんどです。
ごくシンプルな葬儀で、一般会葬者は参列せずに遺族や身内など数名で行うことがほとんどです。
【直葬の流れ】
①臨終
②病院からご遺体の搬送
③安置(自宅または葬儀会社の施設など)
④納棺
⑤出棺
⑥火葬
⑦骨上げ
納棺後は通夜や告別式を行わずそのまま出棺、火葬します。
火葬前に家族で最期のお別れをし、僧侶に来ていただいて火葬場で読経をしてもらうこともあります。
直葬の費用目安は10万円~30万円程度と非常に安価です。
北のお葬式の直葬・火葬式プランは162,000円(事前予約価格)でご用意しています。
直葬のメリットやデメリットとは?
直葬のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
直葬のメリット
葬儀費用を大幅に抑えられる
直葬の費用目安は10万円~30万円程度が相場です。
一般葬だと100万円前後の費用がかかることを考えると、とても安く葬儀を行うことができます。
通夜や告別式を行わないため、会場や祭壇などの必要がない、僧侶を呼ばないなどがその理由です。
ただし直葬でも香典をいただく場合もあり、その場合は香典返しをお渡しする必要があります。
遺族の体力的、精神的負担が少ない
宗教儀礼がなく、1日のみ数時間で葬儀が終わるので遺族の体力的負担が少ないです。
基本的に遺族や家族など身内のみの少人数で行い、一般会葬者の対応などもないため、精神的な負担も少なく葬儀を行うことができます。
直葬のデメリット
親族から理解を得られない可能性がある
直葬を選択する方は増えてきていますが、宗教儀礼を省いた葬儀の形はまだまだ理解度が低いのが現状です。
特に年配の親族などは「大人数で盛大に見送るのが良い葬儀だ」と考えている方も多く、「こんな葬儀では故人がかわいそうだ」「お経もあげてもらえないのか」などの苦情を言われてしまう可能性があります。
葬儀に参列できなかった方への対応が必要になる場合がある
直葬で葬儀を行うと、参列者は遺族や親族などの身内のみということがほとんど。
故人の友人や知人など、最後のお別れができなかった方々が後日自宅へ弔問に来る可能性があります。
一度にご挨拶できる葬儀と違い、ばらばらと自宅に訪れることになるので個別対応が大変になってしまう場合があります。
シンプルすぎて見送った実感を持てない場合がある
宗教儀礼を省いたことで、きちんと見送った実感を持てないと感じる遺族の方もいらっしゃいます。
葬儀は故人のためと同時に、残された遺族のためでもあります。
「この形で良かったのだろうか」と悩み、気持ちをすっきり切り替えられないということが起こる場合もあります。
直葬を選ぶ際の注意点とは
宗教儀礼を省いた直葬は、まだ理解度が低いのが現状です。
直葬を選択する場合は、事前に周りの親族へきちんと説明して理解を得ることが必要です。
友人知人などが多く交友関係が広い故人の場合は、葬儀の後に別途「お別れの会」を開くなどの配慮をする必要があります。
葬儀会場を使用しないので、葬儀会社に別途安置場所があるのか、自宅へ安置する場合には布団を敷くスペースがあるのかなど、出棺・火葬までの間のご遺体の安置場所についても事前に確認しておきましょう。
また、直葬のように宗教儀礼を省いた葬儀をした場合、菩提寺の納骨堂やお墓へ納骨できない場合も。
通夜や告別式を省略しても、菩提寺の僧侶から炉前読経や戒名をいただくなど宗教宗派の儀礼を行うことで、直葬を選択しつつ菩提寺のお墓へ納骨ができる場合もありますので、菩提寺がある方は事前に必ず菩提寺へ相談するようにしましょう。
まとめ
通夜や告別式を行わず、宗教儀礼を省いて火葬のみで故人を弔う直葬。
葬儀に対する考え方の変化から、近年増えてきている葬儀の形のひとつです。
直葬は通夜や告別式を行わないので短い時間で終わり、費用も安く済むのが大きなメリットです。
遺族の金銭的、体力的、精神的負担が少ないお葬式の形と言えます。
ただし、宗教儀礼を行わない葬儀に対してはまだ理解が少なく、親族などへは事前にきちんと説明して理解を得ておかないとトラブルになりかねません。
納得して選んだとしても、シンプルが故にしっかりと見送った実感が持てないと感じてしまう方もいらっしゃいます。
また、宗教儀礼を省いて直葬で弔った場合、菩提寺のお墓へ納骨できない場合があるので注意しましょう。
菩提寺のお墓への納骨を考えている方は必ず菩提寺へ事前に相談するようにしてください。
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