1-0.葬儀・葬式

2017.08.31

お葬式の香典マナーを知っておこう!香典の準備から渡し方まで

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こんにちは。北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」です。


故人に対するお悔やみの気持ちを示すための香典。


香典の包み方、渡し方には意外と細かいマナーがあるんです。


宗教によって香典袋や表書きは違うの?


包む金額の目安はどのくらい?


今回は香典の準備から渡し方まで、一般的な香典マナーをご紹介します。


御霊前と書かれた封筒

宗教によって違う香典袋の種類と表書きの書き方

香典袋(不祝儀袋)に種類なんかあるの?と思うかもしれませんが、宗教によって描かれている模様や表書きが違います。


自分とは違う宗教の事はあまり知らない人も多いですので、一度、確認しておきましょう。


仏教

白黒結びきりの水引に、無地か蓮の花が描かれている香典袋を使用。


表書きは「御霊前」「御香典」「御香料」など。


浄土真宗では「御霊前」は使用しないので注意が必要ですが、親戚以外は事前に宗派を知ることは難しいので一般の方は問題なしとされます。


ただ、親戚の方は気を使いたいものですね。


キリスト教

無地か、十字架が描かれている香典袋を使用。


表書きは「御霊前」「御花料」など。


「御花料」と書く場合は水引を付けないのが正式ですが、「御霊前+白黒結びきり水引」の組み合わせでも大丈夫です。


 


神道

白黒結びきりの水引に、無地の香典袋を使用。

表書きは「御霊前」「御神前」「御玉串料」「御榊料」など。


相手の宗教を確認してふさわしい種類の香典袋と表書きにするのが正式ですが、わからない場合は「白黒結びきりの水引」「無地の香典袋」「御霊前」の組み合わせでも大丈夫です。


香典金額の目安はどのくらい?

香典として包む金額は故人との関係やお付き合いの程度によります。


一般的な目安の金額を下記にご紹介します。


親戚関係

●祖父母・・・・・1~3万円

●両親・・・・・・5~10万円

●兄弟姉妹・・・・5万円程度

●叔父叔母・・・・1~2万円

●その他親戚・・・1~2万円


親戚以外

●職場関係者・・・・5千~1万円

●職場関係者の家族・5千円程度

●取引関係・・・・・5千~1万円

●友人知人等・・・・5千円程度


 


親戚関係は1万円~、親戚以外は5千円~程度が一般的です。


あまりお付き合いがなかったからと言って、お渡しする以上は少なすぎる金額は失礼に当たりますので、そのような場合は同じ立場の人たちと連名でお渡しするとよいでしょう。


 


逆にあまりに高額な香典も良くありません。


その場合も同じ立場の人たちと相談をして金額を揃えると良いでしょう。


 


香典を受け取った遺族の負担が少なくなる形でお渡ししたいですね。


 


香典の渡し方にもマナーがあります

通夜と葬儀の両方に参列する場合は、通夜に香典を持参する方が多いです。


 


香典袋は、そのままでは持ち歩かず、必ず袱紗(ふくさ)に包んで持つようにしましょう。


受付で袱紗から香典袋を取り出し、畳んだ袱紗の上に載せて「この度は誠にご愁傷さまでございます。」とお悔やみの言葉を添えて香典をお渡しします。


 


香典の渡し方や袱紗の包み方などについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています→お葬式で使う袱紗(ふくさ)は大人のマナー!選び方と使い方


もし事情があって葬儀に参列できない場合は、葬儀に参列する方に代理で持って行ってもっても良いです。


 


その場合は香典袋の中袋へ住所を書くのを忘れないようにしましょう。


香典袋ごと現金書留で送る場合は、お悔やみの手紙を同封すると良いですね。


訃報の知らせを受けてからあまり遅くならないうちにお渡しするようにしましょう。


まとめ

意外と知らない香典のマナー。


自分の宗教だけではなく他の宗教のマナーも頭に入れておけば、いざと言うときも焦らずにすみますね。

無地の香典袋に白黒結びきりの水引、「御霊前」の表書きの組み合わせはほとんどの宗教で使えるのでぜひ覚えておいてください。


 


お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで「北のお葬式」にお任せください。

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