1-0.葬儀・葬式

2020.06.20

弔電のお礼のマナーとは? タイミングやお礼状の文例、注意点もご紹介

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こんにちは。


北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」です。


 


お葬式で弔電をいただいたら、葬儀後にお礼状で感謝の気持ちを伝えましょう。


今回は弔電のお礼状について、詳しいマナーを解説します。


お礼のタイミングや方法といったマナー、お礼状の例文、注意点などをご紹介しますね。


 


※弔電を送る場合のマナーについては、こちらで詳しくご紹介しています。

お葬式の弔電、送り方の基本やマナーを心得よう!


手紙を書く様子

弔電へのお礼は「お礼状」を出そう。詳しいマナーを解説

弔電とは、葬儀に参列できない方が葬儀場へ送る電報です。


故人の死を悼む気持ちや遺族への励ましの気持ちが込められています。


葬儀で弔電をいただいたら、感謝の気持ちをお礼状で伝えるようにしましょう。


詳しいマナーをご紹介しますね。


 


お礼状は1週間以内に送る


お礼状はお礼を伝える以外にも、弔電を受け取ったこと、葬儀が無事終了したことを伝える役目もあります。


葬儀直後は忙しいものですが、無理のない範囲でできるだけ早めに送るようにしましょう。


 


メールではなく手紙を送る


最近はお礼状を送るのが一般的ですが、お礼の正式な作法は直接相手のご自宅に伺うこと。


書面でのお礼はすでに略式の作法なので、メールやメッセージアプリでのお礼は避けましょう。


親しい間柄なら電話でお礼を伝えても失礼ではありません。


 


お礼の品物は基本不要


基本的に弔電に対する「お礼の品」は不要です。


ただし弔電と合わせて香典や供物、供花などをいただいた場合は香典返しをお送りしましょう。


 


 


弔電のお礼状、書き方のポイントや例文を紹介

お悔やみごとに対してのお礼状ですので、マナーをおさえた作成が必須です。


下記の点を確認し、失礼にならないように注意しましょう。

・便箋は白やグレーで無地のものを使用する

・縦書きが基本

・「拝啓」「敬具」、「謹啓」「謹白」などは使っても使わなくても良い

・「、」「。」などの句読点は使用しない

・忌み言葉は使わない


普通のお手紙とは少し文章の書き方が違うので注意しましょう。


忌み言葉とは「大変」「消える」「4(死)」「9(苦)」など不幸を連想指せる言葉や、「重ね重ね」「また」「続いて」など不幸が続くことを連想させる言葉のことです。


これらの言葉は葬儀に関わる場面では共通してマナー違反となるので、覚えておく必要がありますね。


 


忌み言葉についてはこちらでも詳しくご紹介しています。

お葬式のNGワード(忌み言葉)を知ることは大人のマナー


 


お礼状に入れたい内容としては、主に下記の5つです。

・弔意、弔電に対するお礼

・葬儀が無事に済んだ報告

・故人が生前にお世話になったことへのお礼

・今後ともよろしくお願いしますという気持ち

・書面での略式のお礼になったことに対する謝罪


いただいた温かい言葉に対して、自分なりの言葉でお礼を伝えられると良いですね。


 


弔電のお礼状例文


上記のポイントをおさえた例文をご紹介します


【例】


謹啓 このたびは 亡父 ○○儀の葬儀に際し

お忙しいなか ご丁寧な弔電を賜り厚く御礼申し上げます

おかげさまで葬儀も滞りなく済みましたことをご報告いたします

亡父にかわり生前のご厚情に感謝いたしますとともに

今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

略儀ではありますが書中をもちまして謹んでお礼申し上げます

謹白


○年○月○日

〇〇〇〇(喪主名)


 


 


弔電のお礼状を出す際に確認すべき注意点

弔電を連名でいただいた場合は、一人ひとりへお礼状を送るようにしましょう。


代表者にだけ送るというのはマナー違反です。


会社の制度として弔電をいただいた場合は、複数名に向けたお礼状でも問題ない場合もあります。


地域や会社の慣習にもよるので、年長の親族などに確認してみてください。


 


会社から弔電をもらった場合は、忌引き明けで出社した際に上司や同僚へ挨拶を。


いただいた弔意や気遣いに対してはもちろん、急な欠勤や休み中の仕事をフォローしていただいたことに対してもお礼を伝えましょう。


まとめ

葬儀で弔電をいただいたら、後日お礼状を出して感謝の気持ちを伝えます。


お礼状には感謝を伝える以外にも、弔電を受け取ったこと、葬儀が無事に済んだことをある意味もあるので、無理のない範囲で出来るだけ早めに送りましょう。


書面でのお礼がすでに略式の作法となるので、メールやメッセージアプリでのお礼は避けた方が良いです。


お悔やみ事に関わるお手紙は、句読点を使わない、忌み言葉を避けるなど独特のマナーがあるので注意してくださいね。


 


お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで「北のお葬式」にお任せください。

北海道全域、24時間365日いつでも対応いたします。


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