こんにちは。
北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」です。
お葬式にどうしても参列できないときにお悔やみの気持ちを伝える弔電。
弔電を送ったことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。
今回はそんなあなたのために、お葬式の弔電の基礎知識を確認!
弔電の意味や送り方、価格の目安などをご紹介します。例文や送る際のマナーも一緒に確認しましょう。
こんにちは。
北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」です。
お葬式にどうしても参列できないときにお悔やみの気持ちを伝える弔電。
弔電を送ったことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。
今回はそんなあなたのために、お葬式の弔電の基礎知識を確認!
弔電の意味や送り方、価格の目安などをご紹介します。例文や送る際のマナーも一緒に確認しましょう。
お葬式の弔電とは、葬儀にどうしても参列できない場合にお悔やみの気持ちを伝えるために送る電報です。
故人の死を悼む気持ちと遺族を励ます気持ちを込めて送るもので、届いた電報は葬儀の場で読み上げられます。
多く届いた場合は式の時間の関係もあり、状況により氏名の読み上げや場合によっては割愛されてしまう場合もあります。
さらに葬儀スタイルによっては弔電の紹介を行わない場合もありますが、遺族は必ず目を通します。
弔電は以下の方法で送ることができます。
■電話で申し込む
NTT東日本、NTT西日本で、電話での弔電申し込みを受け付けています。
115番に電話をかけるとオペレーターにつながりますので、文面などが決まっていなくてもオペレーターに相談しながら申し込みをすることができます。
受付時間は毎日8~20時。14時までの申し込みで全国どこでも当日配達が可能です。
弔電の料金は、電話料金と一緒に請求されます。
■インターネットで申し込む
同じくNTT東日本、NTT西日本では「D-mail」という名称で、インターネットでの弔電申し込みも受け付けています。
こちらは24時間申し込みが可能。
Webフォームから必要情報や文面を入力するとイメージ画像が表示されるので、出来上がりのイメージを確認しながら申し込むことができます。
送り先によって当日配達可能の受付時間は異なるので、急ぎの場合はきちんと確認するようにしましょう。
■郵便局で申し込む
郵便局でも「レタックス」というサービスで弔電を送ることができます。
郵便局の窓口で申し込みをすれば、手書きのメッセージを送ることも可能。インターネットやコールセンターから申し込みをすることもできます。
NTTのサービスと比べると選べる台紙の種類が少ないですが、その分価格が安いのも特徴です。
弔電を送る際には弔電台紙を選び、そこにお悔やみのメッセージをのせます。
弔電台紙はメッセージカードのみのシンプルなものから花や線香が付いたもの、漆やちりめんで装飾されたものなど種類や価格はさまざまです。
故人との関係性や香典金額に合わせた台紙を選ぶと良いでしょう。
メッセージの文字数によっても価格は異なり、台紙+メッセージ合わせて3,000円~5,000円程度が目安となります。
お葬式に弔電を送る際に注意したいのは、必ず葬儀が始まる前に到着するように送ることです。
弔電は前日に順番を決めて葬儀で読み上げられますので、葬儀中に到着するのでは間に合いません。
葬儀の直前に到着するというのも、ご遺族や会場が葬儀準備で忙しいタイミングですので避けた方がいいでしょう。
訃報を受けたけれど葬儀に参列できない…とわかった時点ですぐに弔電の手配をし、葬儀・告別式の前日には到着するようにしたいものです。
余裕を持って手配をして通夜の最中に届いたとしても、失礼にはあたりませんので安心してくださいね。
弔電の送り先は葬儀会場、宛名は喪主宛となります。
弔電は連名で可能ですが、差出人の人数が多い場合は団体名や「同級生一同」といった名前にするのが無難。
いずれにしても故人との関係性がわかるような一言を添えてあげると親切です。
会社から送る場合は「○○株式会社 代表取締役社長○○」と代表者名義にしましょう。
弔電の到着が明らかに葬儀開始に間に合わない場合は送るのをやめた方が無難です。
その場合は葬儀後に自宅弔問やお悔やみのお手紙を送るようにしましょう。
弔電の文例を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【例1】
〇〇様(喪主名)
この度のお父様のご逝去報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
〇〇(差出人)
【例2】
〇〇様(喪主名)
お母様の突然の悲報に接し、大変驚いております。
弔問かなわぬ非礼をお詫びし、遥かな地よりご冥福をお祈りいたします。
〇〇(差出人)
【例3】
〇〇様(喪主名)
お母様のお逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます。
ご家族皆様のご傷心を思うとお慰めの言葉もございません。
ご生前をお偲びし、心より哀悼の意を表します。
〇〇(差出人)
文中の故人の名前には敬称を付けます。
喪主から見た関係性で呼び、「御尊父様」「お父様」「ご母堂様」「お母様」「御子息」「お嬢様」「ご家族様」などが使われます。
近年では故人の名前をそのまま「〇〇様」と入れるケースも増えています。
文面にはお葬式で避けられる「忌み言葉」を使わないように注意しましょう。
忌み言葉の例
・不幸を連想させる不吉な言葉……消える、大変、四(死)、九(苦)など
・不幸が続くことを連想させる言葉……また、追って、続いて など
・重ね言葉……重ね重ね、度々、ますます など
「死ぬ」「生きる」といった生死についての直接的な表現は「逝去」「生前」などの言葉に言い換えたり、故人の宗教に合わせて別の宗教用語は使わないようにするなどの配慮をしましょう。
上記の文例で言うと、【例3】は仏教用語を使っていないお悔やみの言葉です。
神道やキリスト教の場合は【例3】のようにお伝えすると失礼がありません。
葬儀の場で使ってはいけない言葉については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
弔電とはお葬式に参列できないときに、故人へのお悔やみの気持ちと遺族への励ましの気持ちを込めて送る電報です。
NTT東日本・西日本や郵便局で送る手配をすることができ、電話やインターネットで簡単に申し込むこともできます。
メッセージを載せる弔電台紙にはさまざまな絵柄や装飾、花や線香付きのものまでたくさんの種類があるので、故人との関係性や香典金額とのバランスを考えて選ぶと良いですね。
一般的な弔電の目安金額は3,000円~5,000円程度です。
弔電は葬儀で読み上げられるので、葬儀が始まる前までに葬儀会場へ確実に届くように手配をしましょう。
文中の故人の名前には喪主から見た関係性の敬称を付ける、本文中には忌み言葉は使わないなどのマナーも忘れないように気を付けましょう。
お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで「北のお葬式」にお任せください。
北海道全域、24時間365日いつでも対応いたします。