北のお葬式ブログ

お葬式の儀式を表す言葉には「通夜」「告別式」「葬儀」などがありますが、それを聞いたことや参列したことはあっても、それぞれの違いについて詳しく知っている人は少ないと思います。
 
今回は告別式と通夜・葬儀の違い、告別式の流れやマナーについて詳しく解説します。
 
 
目次
1.告別式とは?
2.通夜と葬儀・告別式の日程はどのように決まるの?
3.葬儀・告別式の流れ
4.葬儀・告別式で準備しておくべきこと
5.葬儀・告別式に参列する際のマナー
6.まとめ

お葬式

告別式とは?

 

告別式とは何か?

「告別式」と聞いた時、どのような場面を思い浮かべるでしょうか?僧侶が読経する場面や、故人と親しかった人が弔辞を述べる場面を思い浮かべる方が多いと思います。ですが、僧侶による読経は「告別式」ではなく「葬儀」にあたります。
 
現在では、「葬儀」と「告別式」が一連の流れで行われることが多いため混同してしまいがちですが、実は「葬儀」は宗教儀礼であり「告別式」は社会的な式典です。具体的には、僧呂が読経や引導などの宗教儀礼を行う部分が「葬儀」で、弔辞や弔電披露、喪主挨拶、棺にお花を入れる最後のお別れなどを行う部分を「告別式」と言います。
 
なぜ告別式が行われるようになったかと言うと、1901年に亡くなった中江兆民(なかえちょうみん)という政治家が、咽頭がんで余命宣告を受けた際に、宗教的な儀礼を行わずに火葬のみとすることを希望し、その希望を受けた遺族が宗教性のない儀礼を行ったことがはじまりだと言われています。中江兆民の告別式では、挨拶、演説、弔辞などが行われたということです。
 
通夜・葬儀との違いは?

「通夜」は、葬儀・告別式の前夜に行われます。「通夜」という名称は、その昔、故人と関係が深い人たちが「夜通し」見守っていたことに由来するという説があり、本来は一晩中行われていた儀式ですが、現在では2〜3時間ほどで終了する「半通夜」が主流です。
 
現在の通夜は18時〜19時頃に始まり、僧侶による読経や参列者の焼香などの宗教儀礼を行います。通夜式終了後には「通夜振る舞い」と呼ばれる会食の場を設け、故人の思い出を語り合いながら最後の夜を過ごすことが一般的です。
 
通夜振る舞いが終わった後、宿泊が可能な施設では、昔からの風習に習い線香やロウソクの火を灯し続ける「寝ずの番」を行うこともありますが、24時間灯るロウソクや12時間以上燃焼する渦巻き線香を利用して就寝するご家族も多くなっています。
 
「寝ずの番」が行われる理由については、亡くなって冥土を旅する故人にとって、唯一の食料となるのが線香の煙だとされている仏教の教えのもと、線香の煙やロウソクの火を絶やさないことを目的として行われていたという説があります。この他に、医療が発達していなかった時代は死亡診断が難しく、亡くなったと思った方が実は生きていて、意識を取り戻すこともあったため、故人の様子を見守っていたという説などがあります。昔の通夜は現在の通夜のように一般参列者が参列する儀式ではなく、ごく親しい身内だけで行われていたようです。
 
「葬儀」は一般的に通夜の翌日に行われる宗教儀礼で、仏式葬儀であれば僧侶による読経や引導の儀式が行われます。所用時間は宗派により異なりますが、概ね1時間程度です。仏教の葬儀であれば行われる儀式も全て同じかというとそのようなことは無く、宗派により独自の儀式が行われます。
 

通夜と葬儀・告別式の日程はどのように決まるの?

法律で、火葬は死後24時間以上が経過してから行うと決められているため(指定感染症に感染していた場合を除く)、亡くなった当日に火葬を行うことはできず、これにより、葬儀・告別式も当日に行うことはできません。
 
 一般的に、亡くなった日を1日目として、2日目の夜にお通夜、3日目の午前に告別式・火葬を行うことが多い状況ですが、そうしなければならないと決まっているわけではありません。日程を決める際には以下の4つのポイントが重要となります。
 
・火葬場の空き状況
・読経をお願いする僧侶の予定
・参列親族のスケジュール
・地域の風習など
 
それぞれのポイントについて詳しくご説明します。
 

火葬場の空き状況

火葬場には、予約制で火葬を行う施設と先着順で火葬を行う施設があり、予約制の火葬場を利用する場合は火葬場の空き状況を最優先として日程を決めることになります。
 
北のお葬式対応エリアである札幌市とその近郊の火葬場についてご説明すると、札幌市の火葬場は予約制ではないため、当日の先着順に火葬を行いますが、恵庭市や北広島市などの近郊エリアの火葬場は予約制となっています。
 
宗教者(僧侶)の予定

僧侶などの宗教者に葬儀を依頼する場合は、そちらとのスケジュール調整が必要となります。基本的に宗教者の都合を優先しますが、どうしても日程が合わない場合、僧侶であれば同じ宗派のお寺を紹介していただけることもあります。
 
どちらにしても宗教者への連絡は迅速に行うことをおすすめします。
 
参列親族のスケジュール

故人の配偶者、親、子供など必ず参列しなくてはいけない人が遠方に住んでいる場合、その方たちが参列できる葬儀日程にすることも大切です。
 
地域の風習なども要確認

地域の風習やしきたりがある場合はそれも考慮して日程を決める必要があります。「自分は気にならない」という人も多いかもしれませんが、しきたりを重んじる方もいらっしゃるので、周囲への配慮を忘れないようにすることも大切です。
 

葬儀・告別式の流れ

葬儀(仏式)・告別式の一般的な流れ

前述したように、葬儀と告別式は本来意味合いの異なる儀式ですが、現在では一連の流れで行われているため、区別が難しくなっています。
 
日本人の宗教離れが言われて久しい現在においても、日本の葬儀のほとんどが仏式で行われているため、ここでは日本で多く行われる仏式葬儀と告別式の流れについてご紹介します。
 
葬儀・告別式の流れ

①受付開始
 
②式場内着席
開式ぎりぎりに着席することは避け、余裕を持って10分前には着席するようにしましょう。
 
③開式の辞と読経・引導
僧侶入場後、司会者が開式の辞を述べ、僧呂が読経を行います。「引導」は僧侶が法語を唱えて、故人をあの世へと送り出すことを指しますが、全ての宗派で行われるわけではありません。
 
④弔電・弔辞
いただいた弔電の一部を紹介します。
故人と親しかった友人や同僚、上司などが弔辞を読む場合もあります。弔辞は故人に向けた最後の言葉で、故人の人柄や故人との思い出などが語られます。
 
⑤焼香
焼香は喪主→遺族→親族→一般会葬者の順に行われます。
 
⑥僧侶退場
 
⑦最後の対面
棺に花を手向けて最後のお別れをし、棺の蓋を閉じます。
本来の作法では、棺の蓋を閉じた後釘を打ちますが、現在では行わないケースも増えています。
 
⑧出棺
6〜8人で遺体の頭側を前にして棺を運びます(地域や宗派により足側を前にして運ぶ場合もあります)。霊柩車や霊柩バスに棺を乗せて、火葬場へと移動します。
 
作法は宗派により多少違いがありますが、上記が一般的な仏式葬儀と告別式の流れとなります。
 

告別式で準備しておくべきこと

告別式に向けて喪主はどのような準備をすれば良いのでしょうか。ここでは、北のお葬式で通夜後に行われる葬儀・告別式の打ち合わせについてご紹介します。
 

①座席数・席次・焼香順を決める

おおよその座席数や席次、焼香の順番を確認します。席次には明確なルールがあり、祭壇に一番近い席(前列・通路側)を上座として、故人と血縁関係が深い順に座ります。
 
席次や焼香の順番に関してはトラブルになる場合もあるため、親族間でしっかり確認しておくことをおすすめします。
 
②弔辞の順序を決める

弔辞を依頼した場合、読んでいただく順番を決めます。一般的には故人とのお付き合いが長い順や、年長の方から順番に読まれることが多いようです。

 


③弔電拝読の範囲と順序を決める

多数の弔電が届いている場合には時間的制約から、読み上げる弔電、名前・肩書のみ紹介する弔電、他多数としてまとめて紹介する弔電とに分類する必要があります。
 
また、弔電の送り主と故人との関係性により読み上げる順序は変わってきますので、葬儀会社の担当者と相談しながら決めましょう。

 


④喪主挨拶を決める

葬儀終了時や出棺前に行われる喪主挨拶の文面を考えます。喪主挨拶では、喪主と故人の関係性や生前のエピソード、参列へのお礼などを述べることが多くなっています。こちらの記事に例文を記載しています。
火葬とは?流れや注意点、知っておきたいマナーについて解説
 

⑤火葬場に同行する人数を確認する

火葬場まで同行する人数を把握し、必要な移動手段や、火葬場で用意する食事の数を確認します。
上記を取りまとめて葬儀社に伝え、車や料理の手配を依頼します。

 


⑥お布施を準備する

お布施は、奉書紙と言う和紙に包んで僧侶にお渡しすることが最も丁寧な作法とされていますが、白無地の封筒に入れてお渡ししても問題ありません。封筒を使用する場合、郵便番号の記入欄が印刷されていない、真っ白な封筒を選びましょう。
 
葬儀を行う会場や会食の有無によっては、お車代や御膳料が必要となる場合があります。
 
お布施の相場は地域や宗派により異なりますので、まずは葬儀を依頼する菩提寺に確認することをおすすめします。
お布施について詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
葬式のお布施、いくらが相場?渡す時のマナーはあるの?
 

告別式に参列する際のマナー

マナー①服装マナー

男性

喪服、白無地のシャツを着用します。ネクタイや靴下は黒無地、靴も黒で飾りや光沢のないものを選びましょう。
 
 女性

喪服に黒のストッキングを着用します。靴は光沢や飾りのない黒のパンプスで、ヒールの高さは3cm〜5cm程度の物を選びましょう。黒のパンプスと聞くと手持ちの靴で問題ないと思う方も多いかもしれませんが、ヒールが低過ぎるとカジュアルな印象になり、高過ぎると靴音が響くため、事前に確認しておくことをおすすめします。サンダルやバックストラップの靴はNGです。
 
装飾がない結婚指輪や真珠の一連ネックレスは身につけても問題ありませんが、二連のネックレスは不幸が重なることを連想させるため、マナー違反とされています。
 
ネイルは基本的に落とした方が無難ですが、透明のものやベージュ系などの目立たない色は落とさなくても問題ないとされています。ラメやラインストーンなどがあしらわれたネイルはNGとなりますので、落として行くか、お葬式用の手袋をして参列すると良いでしょう。
 
マナー②参列できない場合のマナー

出張中だったり体調が悪かったりして、どうしても葬儀に参列できない場合、どのように弔意を表せば良いのでしょうか。ここでは4つの方法をご紹介します。
 
香典をお渡しする
 
参列できる方にお預けする、現金書留で郵送するなどの方法で香典をお渡しし、弔意を伝えます。郵送する場合、短い手紙を添えることで、より気持ちを伝えることができるでしょう。

 


弔電を送る
 
弔電を送る場合、宛名は喪主の名前とします。葬儀前日までに葬儀会場に届くように送りましょう。以前は電報と言えばNTTに依頼することが一般的でしたが、現在は様々な企業が電報を取り扱っており、インターネット上に例文も記載されているので、送る際は参考にしてみると良いでしょう。 
 
供花や供物を送る
 
供花や供物を送る場合、宗教、宗派、会場の広さなどを考慮して適するものを選ぶ必要があります。そうした事情から、供花や供物は、実際に葬儀を執り行う葬儀社に依頼して送ることをおすすめします。
 
届いた供花や供物は並び順を整えなければならず、数によっては時間がかかる場合もあるため、早めに到着するよう余裕を持って注文しましょう。

 


後日自宅を訪問する
 
葬儀が終わってから数日後~四十九日の間に、ご自宅を訪問して弔意を伝えます。突然うかがうことは避け、事前に日時をお約束しましょう。香典をお渡ししていなければ持参し、既にお渡ししている場合は、お花やお線香などの供物を持参しましょう。
 

まとめ

現在では葬儀と告別式が一連の流れで行われるため混同されがちですが、本来「葬儀」は宗教儀礼を、「告別式」は社会的な式典を指す言葉です。具体的には、僧呂が読経や引導などの宗教儀礼を行う部分が「葬儀」で、弔辞や弔電披露、喪主挨拶、棺にお花を入れる最後のお別れなどを行う部分を「告別式」と言います。
 
通夜、葬儀・告別式の日程は、火葬場の空き状況や読経をお願いする僧侶の予定、参列親族のスケジュール、地域の風習などを考慮して決定します。 

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