1-0.葬儀・葬式

2020.07.17

葬儀に適した靴は?マナーや注意点を知って正しく選ぼう

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葬儀に参列する際の服装や持ち物のマナーについては、これまでも何度かご紹介してきました。

今回は葬儀での「靴」のマナーについて、お話します。

葬儀に参列するときにはどんな靴を選ぶべきか、性別や年齢に合わせた注意点、靴に関連する足元のマナーについても合わせてご紹介します。

葬儀に適した靴の選び方や注意点を知っておこう

性別や年齢ごとに、葬儀に適した靴の選び方や注意点をご紹介します。

男性は「黒の内羽式ストレートチップ」を選ぶ

男性の靴はつま先のデザインと、靴ひもを通す部分のデザインでフォーマルかカジュアルかが決まります。

つま先に横一文字の切り替えが入ったストレートチップが最もフォーマルですが、デザインのないプレーントゥでもOKです。

つま先に装飾の入ったUチップ、ウィングチップはビジネスまたはカジュアルになるため、避けたほうがよいでしょう。

また、靴ひもを通す「羽根」と呼ばれる部分が内側にあるか外側にあるかという点でもフォーマル度が変わり、内羽根のデザインがフォーマルです。

金具などの装飾がある靴も避けてくださいね。

女性は「プレーントゥのブラックパンプス」を選ぶ

女性の靴で最もフォーマルなのは、つま先が丸いプレーントゥのブラックパンプスです。

つま先が平らなスクエアトゥでも良いですが、先がとがっているポインテッドトゥや先が開いているオープントゥはNG。

ヒールの高すぎるものやピンヒール、ウェッジソールなどデザイン性の高いものは避けましょう。

ヒールがまったくない靴はカジュアルな印象になってしまうので、無理のない程度で3~5センチ程度のヒールがあった方が見た目もきれいです。

ストラップは華美なものでなければOK。

ただしストラップがあると脱ぎ履きしにくい場合があります。

リボンや金具などの装飾は不要です。

子供は「ローファー」でOK

子供はフォーマルシューズのドレスコードはありません。

黒や紺、グレーなどダークカラーでデザインや装飾の少ないローファーならOK。

学校で指定のローファーがあるなら、それが一番フォーマルです。

幼児はスニーカーでも問題ありません。

常識の範囲で派手な色やデザイン、サンダルなどは避けましょう。

和装は「喪履き草履」

和装の喪服を着用して参列する場合は、草履も喪服用の物になります。

「黒っぽい草履」ではなく、台も鼻緒もすべて漆黒で統一された専用の「喪履き草履」ですので注意してください。

和装の喪服を着用する際は、喪服の下に着る襦袢や和装下着、伊達締めやひもまですべて黒で統一するというマナーがあります。

葬儀に履いていく靴はどんな靴? マナーを知ろう

足元は意外と目立つとお伝えしましたが、それは靴だけではありません。

足元の装いやマナーについて、他にも次のような点に気を付けましょう。

男性の靴下は色と丈に注意

男性の靴下は黒で、ふくらはぎぐらいまでのミドル丈を着用しましょう。

靴下の丈が短いと、イスに腰掛けたり足を組んだりしたときにパンツの裾が上がって素肌が見えてしまいます 。

女性のストッキングは厚さに注意

厚手のタイツはカジュアルな印象になってしまうので、30デニール程度の肌が若干透ける薄い黒のストッキングがフォーマルです。

ただし、真冬の葬儀では寒いので80デニール程度の黒タイツなら許容範囲。

生足や肌色のストッキング、模様の入ったタイツや網タイツはNGです。

足の爪にペディキュアをしている方は、ストッキングの上からでも色が見えてしまう可能性があるので注意してください。

黒い靴は汚れが目立つのでお手入れを忘れず

黒いフォーマルシューズは汚れや傷が目立ちやすいので、定期的なお手入れを忘れずに。

防水スプレーをすると、水をはじくと同時に汚れも防いでくれますよ。

まとめ

葬儀にふさわしい靴は、シンプルな黒のフォーマルシューズです。

つま先や羽根のデザインでフォーマル度が変わります。

意外と目立ちますので、シーンやマナーに合った靴を履きましょう。

フォーマルシューズは、1足は用意していても良いと思いますよ。

また、マナーを守ることも大切ですが、高齢の方や足の悪い方、妊婦さんなどは無理せず歩きやすい靴を選んでも大丈夫です。

年齢や体調に合わせて臨機応変に対応しましょう。

故人や遺族に対するお悔やみの気持ちを持って参列することが大切です。

お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで「北のお葬式」にお任せください。

北海道全域、24時間365日いつでも対応いたします。

 

この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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