2-0.葬儀後に必要なこと

2019.10.16

自然葬の散骨と樹木葬、その違いは?どちらか迷ったときに

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「散骨」と「樹木葬」はどちらも自然の中で故人弔うという見送りの方法ですが、具体的にどんな違いがあるのでしょうか。

今回は散骨と樹木葬の違いと、それぞれのメリット・デメリットなどを解説します。

「自然の中で埋葬したいけど散骨と樹木葬どちらがよいだろう?」と迷っている方はぜひご覧ください。

散骨と樹木葬の主な違いとは?特徴や費用について

「死後は自然の中で静かに眠りたい」そう考え、散骨や樹木葬について興味を持つ方が増えています。

散骨と樹木葬はどちらも自然の中で故人を弔う「自然葬」ですが、一番の違いはお墓(墓標)の有無です。

お墓を用いず自然の中に遺骨を撒くのが散骨、自然の中のお墓に埋葬(埋める)するのが樹木葬となります。

散骨

火葬後の遺骨を細かく砕き、海や山、空などにそのまま撒く弔い方法です。

とはいえ、方法によっては違法になることも多く、信頼のおける専門業者に依頼すると安心です。

費用はどの程度の規模で散骨を行うかによっても異なりますが、一般的には5~30万円程度が目安です。

散骨専門の業者に依頼をし、パウダー状まで砕いた遺骨を海上で散骨する「海洋散骨」が多く見られます。

樹木葬

墓石ではなく樹木を墓標としたお墓に遺骨を埋葬する弔い方法です。

一般的なお墓のように1区画に1本の樹木を植えて1人の墓標とするタイプや、大きなシンボルツリーを墓標として複数の遺骨を合同で埋葬するタイプなどがあります。

費用の目安は30~70万円程度。

合同埋葬では費用が安く、個別埋葬では費用が高くなる傾向があります。

散骨と樹木葬、それぞれの特徴や魅力などはこちらでもご紹介しています。

散骨は違法になる場合も?可能な場所や方法、事前に知るべき知識!

樹木葬とは?費用や流れ、魅力について

散骨と樹木葬の違い、メリットやデメリットは?

散骨と樹木葬それぞれのメリットとデメリットを確認しましょう。

散骨のメリットとデメリット

散骨にはお墓は不要なので、お墓の建設や管理のための費用が不要、お墓を管理する手間がないという部分が大きなメリットです。

「死後は自然に還りたい」と考える方はもちろん、「経済的な負担を最小限にしたい」「家族に墓守の苦労をかけたくない」「墓を継承できる家族がいない」という理由から散骨を選ばれる方もいらっしゃいます。

しかし、お墓がないということは残された遺族にとっては少し寂しい気持ちになるかもしれません。

生前に考える場合は、ご家族にも相談してみましょう。

一周忌などの節目には散骨エリア近くに花を添えて手を合わせることもあるでしょうが、散骨は宗教色のない(限りなく少ない)弔い方法のため、その後の法要などの儀式も簡素なものになりがちです。

また、どこにでも散骨できるわけではなく、散骨場所や時期については自治体による制限がある場合があります。

もちろん散骨について遺族や親族の同意も必要となりますので、散骨を検討している場合は事前に遺族・親族の理解を得ておく必要があります。

樹木葬のメリットとデメリット

樹木葬で埋葬するお墓は一般的な墓石ではないため、墓石の購入や建設と比べると安価でお墓を用意することができるのがメリットです。

墓石がないので年間の管理料がかからず、最初に支払う永代使用料や埋葬料のみで埋葬することができるという霊園も多いでしょう。

豊かな自然の中にお墓があるため、遺族や親族も花に囲まれ、心癒されながら参拝をすることができます。

デメリットとしては、区画が分かれた故人埋葬の樹木葬は都会では難しい場合が多いということ。

合同埋葬の場合は後ほど改葬や分骨をしたいと思っても、遺骨を取り出すことができない場合があります。

また、自然豊かな樹木葬の霊園は郊外エリアにある場合が多く、都会の方はお墓参りに足を運ぶのが大変になってしまう可能性はあります。

散骨と樹木葬どちらを選ぶ?選ぶポイント

「自然の中で埋葬してほしい」そう思った時、散骨と樹木葬のどちらを選べばよいでしょうか。

共に自然葬である散骨と樹木葬の大きな違いはやはり「お墓があるかどうか」という点。

散骨では基本的にお墓も遺骨も残らないため「お墓を継承する親族がいない」「経済的な負担を最小限にしたい」と考える方が向いているのではないでしょうか。

お墓の場所に捉われないため移住もしやすく、永住予定のない場合にも負担がかからないという点で選ばれる方もいます。

一方、樹木葬もお墓とはいえ故人での継承を必要としない永代供養墓が中心で、お墓の管理費用や手間は一般のお墓と比べてもほとんどありません。

手を合わせるお墓は遺しつつも、お墓に関わる費用を少しでも少なくしたい、自然の中で眠りたいと考える方は樹木葬を検討されても良いのではないでしょうか。

家族だけでなく、ペットや大切な友人とともに同じ場所に眠りたいと希望される方もいます。

また、散骨・樹木葬とも一般的なお墓や埋葬の形とは違うため、親族の中には反対される方もいらっしゃいます。

散骨や樹木葬を検討されている場合は、事前に必ず家族や親族と相談をして理解を得ておくようにしましょう。

まとめ

共に自然の中で故人を弔う「自然葬」の散骨と樹木葬。

散骨と樹木葬の一番の違いは「お墓があるかどうか」という点です。

散骨は遺骨を細かく砕いてそのまま自然の中に撒く、樹木葬は自然の樹木などを墓標とした墓地に埋葬します。

どちらも一般的なお墓への埋葬と比べて費用が安く、その後の墓の管理の手間や費用もほとんどかからないというメリットがあります。

しかし一般的な墓への埋葬とは異なるので、散骨場所に制限がある、後ほど遺骨を取り出すことができないといったデメリットもあります。

散骨や樹木葬を行う場合は事前に親族から理解と同意を得ておくことも大切です。

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この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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