1-0.葬儀・葬式

2018.01.19

葬式でろうそくや線香を絶やしてはいけないのは何故?

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「お葬式の間はろうそくの炎や線香を絶やしてはいけない」

葬儀ではよく言われることですが、どうしてかご存知でしょうか?

これは仏教における「炎」や「お香」の役割と密接な関係があります。

今回は葬式でろうそくの炎や線香を絶やしてはいけない理由についてお話します。

葬式でろうそくを絶やしてはいけない理由

人が亡くなった後から葬儀の間や、通夜と葬儀の間などろうそくの炎や線香を絶やさないという風習は聞いたことがある人も多くいるのではないでしょうか。

これは仏教における風習で、仏教では「炎」はあの世とこの世を結ぶ役割を持っています。

ろうそくの炎と線香の香りはあの世とこの世を結び、故人があの世へ迷わず行くための道しるべになると言われています。

故人が亡くなってから成仏するまではろうそくと線香を燃やし続け、その灯りと香りで死者の魂をあの世へ導くのです。

お通夜と葬儀の間もろうそくと線香を絶やさないように、遺族が夜通し寝ずの番をするといった風習もあります。

この「夜通し」が転じて、「通夜」という言葉ができたと言われています。

また、線香の香りは魔よけとして使ったり、ご遺体の臭いを隠す目的で使ったりしていた時代もあります。

葬式のろうそくのあげ方と消し方

葬式でのろうそくのあげ方・消し方には作法があります。

仏壇や墓前でも作法は同じなので、覚えておくと良いでしょう。

そうそくのあげ方

マッチか仏壇用の火付けでろうそくに点火をします。たばこ専用ライターは危ないので出来るだけ使用せず、大型の着火ライターを使用しましょう。

そうそくの消し方

消すときは手であおいだ風か仏壇用の火消しで消します。

仏教では人間の息は「不浄」「穢れ」とされていますので、息を吹きかけて消してはいけません。

線香のあげ方

点火したろうそくの火で線香に火を付けます。

炎が付いている場合は手で軽くあおぎ、炎が落ち着いてからあげるようにしましょう。

葬式での線香はあの世への道しるべとなるものなので「1本だけ」立てると言われています。(※宗教・宗派によります)

ろうそくと線香を絶対絶やしてはいけない?

実際のところはろうそくの炎と線香を絶対に絶やしてはいけないとは言っても、色々な理由から実行するのが難しい場合もあると思います。

地域や風習にもよりますが、難しい場合はあまり無理をする必要はありません。

特に、通夜の夜から葬儀までの「寝ずの番」については、現代では少しずつ廃れてきているのも事実です。

自宅で通夜を行った場合、夜通しろうそくに火を灯しているのは火災の心配があります。

地域によっては、葬儀場でも消防署から夜間のろうそくの使用に対して指導が入ることもあります。

安全面や体力に配慮しながら、できる範囲で行うようにしましょう。

丸型の「ねずみ線香」「渦巻線香」という長く燃える線香や、炎を使わない電気ろうそく、電気線香などを使用するのも一つの方法です。

現在多くの葬儀社は10時間ほど使える渦巻線香や24時間ろうそくなどを使用している場合もありますので相談してみるとよいでしょう。

まとめ

仏教においてろうそくの炎や線香の香りは、故人の魂が迷わずにあの世へ行くための道しるべになるという役割があります。

そのため、亡くなった後はろうそくや線香を絶やさないようにしましょう。

とは言え、難しい場合は無理をしてまで行うことはありません。

夜通し炎の番をするのは体力的にも大変ですし、火事の心配もあります。

大切なのは故人を偲び、見送る気持ちです。

どうしても気になる方は炎を使わない電気ろうそくや電気線香などを使用する方法もあります。

(北のお葬式では長時間燃焼のろうそく、線香を用意しております。)

お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで「北のお葬式」にお任せください。

24時間365日いつでも対応いたします。

この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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