2-2.法事・法要

2019.07.18

法事の種類、亡くなってからの流れとは?何回忌まで行うべきか

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葬儀の後にも故人の供養は続きます。

葬儀後の故人の供養といえば法事・法要ですが、どんな種類があって何回忌まで行うのが一般的なのか、意外とわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は葬儀後の法事・法要についてのお話です。

法事と法要の意味から種類についての解説、一般的に何回忌まで行うものなのか、法事の準備や流れ、マナーなどについてご紹介します。

法事とは?意味や種類、亡くなった後から一周忌までの流れ

法事とは、葬儀後に故人の供養のために定期的に読経や焼香などを行い、故人の冥福を祈る仏教行事です。

読経や焼香など宗教儀礼の部分を「法要」、法要後の会食までを含めた一連の行事を「法事」と呼びます。

法事・法要では家やお寺に遺族や親族が集まり、僧侶の読経をいただいて故人の冥福を祈ります。

焼香をし、僧侶の法話を聞いた後は墓参りをし、会食をして参列者をもてなしたあと引き出物をお渡しして解散です。

法事の種類は大きく分けて7日ごとに行う「忌日(きにち)法要」と年単位で行う「年忌(ねんき)法要」の2種類があります。

まずは一周忌前までの流れをご紹介します。

初七日から四十九日までの忌日法要

仏教では亡くなった日を1日と数えて7日目に初七日法要があり、49日目の四十九日法要まで7日ごとに法要を行います。

[7日目]初七日(しょなぬか/しょなのか)

読経や焼香を行い、故人を供養します。

北海道では葬儀当日の火葬後に繰り上げ法要として行いますが省略はされず、遺族のみで行われることが一般的です。

  • [14日目]ニ七日(ふたなぬか/ふたなのか)
  • [21日目]三七日(みなぬか/みなのか)
  • [28日目]四七日(よなぬか/よなのか)
  • [35日目]五七日(いつなぬか/いつなのか)
  • [42日目]六七日(むなぬか/むなのか)

ここまでは、毎回僧侶に来てもらい遺族のみでお参りするのが一般的です。

都合が合わず僧侶をお断りする場合や隔週で来て頂くなど希望がある場合は、直接僧侶へ相談をします。

[49日目]七七日(なななぬか/なななのか)、四十九日(しじゅうくにち)

7日ごとの追善供養の中でも大きな法事となり、四十九日をもって「忌明け」となります。

遺族や親族を中心に集まり、僧侶による読経、焼香、法話、会食などを行います。

北海道では葬儀当日に初七日法要と四十九日法要を繰り上げ法要として行うことが多いですが、その場合でも49日目には改めて四十九日法要を行います。

■[100日目]百箇日(ひゃっかにち)

寺院によって重要視する寺院としない寺院があります。行うべきか僧侶と相談しましょう。

初七日や四十九日についてはこちらでも詳しくご紹介しています。
葬式のその後は?初七日や四十九日、後日行う手続きについて

何回忌まで法事・法要を行うもの?一周忌以降の年忌法要とは

故人が亡くなってから満1年の一周忌からは、故人の祥月命日(亡くなった月日)に法事を行い、「年忌法要」と呼びます。

自宅やお寺に集まり、僧侶による読経や焼香、法話、会食などを行います。

[満1年目]一周忌(いっしゅうき)

故人が亡くなった翌年の祥月命日に行われる法事です。

法事の中でも盛大に行われる法要で、遺族や親族をはじめ、ごく親しい友人なども参加することがあります。

[満2年目]三回忌(さんかいき)

満2年目の祥月命日に行う法事です。遺族や親族が参列します。

[満6年目]七回忌(ななかいき)

満6年目の祥月命日に行う法事です。

七回忌頃から法要の規模が縮小され、遺族や親しい親族のみで僧侶を呼んで行われることがほとんどとなります。

  • [満12年目]十三回忌(じゅうさんかいき)
  • [満16年目]十七回忌(じゅうななかいき)
  • [満22年目]二十三回忌(にじゅうさんかいき)
  • [満26年目]二十七回忌(にじゅうななかいき)

遺族のみで行われることがほとんどです。

二十三回忌は省略されることもあります。

  • [満32年目]三十三回忌(さんじゅうさんかいき)
  • [満49年目]五十回忌

遺族や親族を中心に行われます。

一般的には三十三回忌まで行うもの

法事・法要は三十三回忌までで一区切りとするのが一般的です。

仏教では三十三回忌を過ぎると誰もが極楽浄土へ行けると考えられ、三十三回忌をもって弔い上げとするのです。

故人の年齢によっては亡くなった後30年以上の時間が経つと、遺族側も世代交代があり直接の遺族が少なくなってしまっていることも理由の一つでしょう。

宗教宗派やしきたりによっては五十回忌を弔い上げとする場合もあります。

法事のタイミングやいつまで法事を行うかは宗派によって異なることがあり、特に十七回忌以降の扱いや弔い上げのタイミングが異なる場合があります。

例えば曹洞宗では二十三回忌と二十七回忌を合わせて二十五回忌とすることがあり、真言宗では三十三回忌の弔い上げの後も五十回忌、百回忌、百五十回忌も行います。

法事の事前準備や手配は何が必要?

法事の準備はおおよそ2カ月ほど前から始めると良いでしょう。

準備の流れをご紹介します。

1.法事の日程、場所、招待する方を決める

忌日法要であれば7日ごと、忌年法要であれば命日に行いますが、ぴったり同日でなければいけないというわけではありません。

土日など遺族や親族が集まりやすい日程にしてもOKです。

その場合は後ろ倒しではなく前倒しの日程にしましょう。

法事の場所は自宅かお寺が一般的ですが、ホテルなどの法要プランを利用するのも便利です。北のお葬式でもアフターサポートチームがお手伝いが可能です。

2.僧侶の手配

日程と場所が決まったらお寺へ連絡をし、僧侶へ読経の依頼をしましょう。

菩提寺がある方はそちらへ依頼をします。

お付き合いのあるお寺がない場合は、葬儀会社に相談するとお寺を紹介してもらうことができます。

3.招待する方へ案内状を送り、人数を確定する

法事は基本的に施主から招待を受けた方のみの参列となります。

参加してほしい方に日程の確認を取ってから案内状を送ります。

北海道では、往復はがきが一般的です。

法事予定日の2週間ほど前までには出欠の返事をもらい、参加人数を確定させましょう。

4.会食と引き出物の手配

参列者をもてなすための食事と最後にお渡しする引き出物の手配を行います。

法事・法要の注意点やマナー、回忌ごとにも違いが

法事・法要を行う際、参加する際の注意点やマナーも合わせて確認しておきましょう。

僧侶へはお布施を渡す

宗教者へは読経のお礼としてのお布施と遠方の場合は移動費としての車代、会食に参加されない場合は御膳料をお渡しします。

無地の白い封筒に「お布施」と書き、お金を入れて準備しておきましょう。

参加者は香典を用意する

招待を受けて法事に参列する場合は施主へ香典をお渡しします。

金額は故人との関係性にもよりますが、1万円程度が目安となります。

白黒結びきりの水引が付いた香典袋を使用し、表書きは「御香典」「御香料」「御仏前」などと書きます。

※表書きは宗教宗派によって異なります。

法事での服装

三回忌までは喪服を着用します。

親族や友人としての参加の場合は略式喪服を着るようにしましょう。

7回忌以降は黒や紺などを基調とした地味な平服を着用することがほとんどです。

アクセサリーや派手な時計、装飾のついた服などは避けましょう。

まとめ

葬儀の後も故人の供養のために定期的に法事・法要が行われます。

亡くなった日を1日と数えて7日目に初七日法要があり、49日目の四十九日法要まで7日ごと7回の忌日法要、その後は満1の1周忌から満32年の三十三回忌まで8回の年忌法要を行うのが一般的です。

宗教宗派やしきたりによっては五十回忌を弔い上げとする場合もあります。

四十九日法要や年忌法要での法事では読経、焼香の後に会食をして参列者をもてなし、引き出物をお渡しします。

法事の準備では日程設定やお寺の準備の他にも、食事や引き出物の手配も必要です。

三回忌までは喪服、7回忌以降は平服での参列が一般的です。

僧侶へお渡しするお布施や、参列者の立場の場合は香典の準備も忘れないようにしましょう。

北のお葬式では専門のアフターサポートチームにより、手配からマナーのアドバイスまで法要のお手伝いもお受けしております。

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北海道全域、24時間365日いつでも対応いたします。

この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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