1-2.葬儀の種類・流れ

2019.12.13

自宅で亡くなったらどうすればいい?流れや手続きなど詳しく解説

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例えば家族が病院ではなく自宅で亡くなったら、その後はどうすればよいかご存知でしょうか?

今回は自宅で亡くなったらすべきことを徹底解説!

最初にやるべきことや、葬儀までの流れや手続き、注意点などをご紹介します。

自宅で亡くなったら、まず優先的にすべきこと

家族が自宅で亡くなったら最初にすべきこと、それはかかりつけ医を呼ぶことです。

病気などで長く自宅療養をされていた方は、訪問診療などを利用して担当のかかりつけ医がいるというケースが多いはず。

すぐにかかりつけ医へ連絡をして、自宅へ来てもらいましょう。

かかりつけ医に来てもらい、持病による死亡を確認が取れると、死亡診断書の発行を受けます。

かかりつけ医がいない場合、連絡先は警察となります。

監察医や検察官が自宅に来て検視を行い、死亡に事件性がないと判断されると死体検案書の発行を受けます。

死亡診断書や死体検案書は、死亡届を提出するために必要な書類です。

自宅で亡くなったら、その後の流れや手続きは?

自宅で亡くなったら、手続きや葬儀までの準備などどういう順序で動けばいいのか、その後の流れをご紹介します。

1)遺体の安置

ご遺体を安置場所へ安置します。

自宅に仏間などスペースがあればそのまま自宅に安置し、スペースがない場合は葬儀会社の斎場に直接搬送するケースもあります。

2)菩提寺へ連絡

菩提寺の僧侶へ連絡し、枕経や葬儀での読経の依頼をします。

菩提寺が遠い場合は、同じ宗派で近くのお寺を紹介してもらうこともあります。

お付き合いしているお寺がない場合は、葬儀会社からの紹介を受けることもできますので相談してみてください。

3)葬儀会社と葬儀の打ち合わせ

葬儀を依頼する葬儀会社を決め、葬儀内容の打ち合わせをします。

葬儀日時や葬儀会場の大きさ、場所、葬儀内容の決定、祭壇、供物、供花の手配、遺影写真の準備などを行います。

4)死亡届の提出、火葬・埋葬許可申請

死亡診断書(または死体検案書)を受け取ってから7日以内に自治体の窓口へ死亡届けを提出ししなければなりませんが、葬儀の日程が決まり次第提出します。

同時に火葬・埋葬許可申請を行い、火葬許可証を受け取ります。

ご遺体の火葬には火葬許可証が必要となります。

5)親族への連絡

葬儀の打ち合わせと並行して、親族へ訃報と葬儀日程の連絡をします。

注意点はある?自宅で亡くなったら確認すべきこと

現代は病院で亡くなるケースが多く、自宅で家族を亡くした経験のある方は少ないのではないでしょうか。

もしも自宅で亡くなったら、この2点に注意しましょう。

救急車を呼ぶかどうかの判断

自宅で家族が亡くなった場合、びっくりしてすぐに救急車を呼びたくなる気持ちはご理解できます。

しかし、明らかに亡くなっている場合は救急車が到着してもできることはありません。

病気療養中でかかりつけ医がいる場合は、まずはかかりつけ医に連絡するようにしましょう。

ご遺体には手を触れないこと

医師や警察が到着してご遺体を確認するまでは、ご遺体に触れたり動かしたりしてはいけません。

ご遺体の正確な状態を確認するのに不都合が生じてしまう可能性があります。

勝手にご遺体を動かした場合、警察の検視で事件性を疑われる可能性もあります。

できるだけそのままの状態でかかりつけ医や警察の到着を待ちましょう。

まとめ

家族が自宅で亡くなったら、まずはかかりつけ医か警察に連絡をする必要があります。

ご遺体を確認してもらい、死亡診断書もしくは死体検案書の発行を受けましょう。

その後はご遺体の安置、葬儀の打ち合わせ、菩提寺や親族への連絡という流れになります。

死亡診断書(または死体検案書)を受け取ってから7日以内に死亡届や火葬許可申請を行なってください。

家族が自宅で亡くなったら、状況によってはびっくりしてしまうかもしれませんが、焦って救急車を呼んだりご遺体を動かしたりしないように注意しましょう。

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この記事を書いた人

葬祭ディレクター塩谷 未来

私は、『笑顔』で送る葬儀を心がけております。葬儀を、哀しい思い出として終わってほしくありません。大好きだった、大切だった人の最期は涙だけでなく、感謝の気持ちを伝え、『ありがとう、いってらっしゃい』という気持ちで送り出せる葬儀にしたいのです。
時には、私自身もご家族と同じように涙を流すこともあります。でも、その方と過ごしてきた日々には、明るく素敵な思い出も沢山あったのだと思います。その思い出を、最期こそ楽しくて笑いあった日々として思い出していただきたいのです。2日間という短い間ですが、最期のお別れを塩谷という担当者でよかったと思っていただける葬儀になるよう努めてまいります。

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