年末年始に家族が亡くなった場合、葬儀は可能なのでしょうか。
今回は年末年始の葬儀についてお話します。
年末年始に亡くなった場合の葬儀の日程や手続き、ご遺体の安置や連絡にまつわる注意点などをご紹介します。
年末年始の葬儀は可能?手続きなどはどうなる?
年末年始に亡くなった場合、葬儀はお正月の三が日を過ぎた1月4日以降に行われることが多いです。
なぜなら、 年末年始の12月31日から1月3日の間は火葬場が休みのことが多く、火葬を行うことができないからです。
年末年始は葬儀・火葬は行えませんが、葬儀会社は動いています。
葬儀会社の多くは24時間365日連絡を取ることができます。
年末年始に亡くなった場合でも、まずは葬儀会社へ連絡をして葬儀の準備と手続きを進めましょう。
私ども「北のお葬式」も24時間365日いつでも対応いたします。
お急ぎの場合、お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。
なお、死亡届などの行政手続きも通常通りに行なってください。
役所はお正月休みとなっていますが、夜間休日窓口で死亡届を受け付けてもらえます。
「早く死亡届を提出しないと役所がお正月休みになってしまう!」と、慌てる必要はありません。
年末年始に亡くなった場合、連絡方法や安置の仕方
年末年始に亡くなった場合、正月のおめでたい雰囲気の中で親戚や友人に訃報を伝えるのは申し訳ない気持ちがあるかもしれません。
とはいえ、訃報を伝えていないと「どうして知らせてくれなかったの」「最期のお別れがしたかったのに」と思われてしまう場合もあります。
通夜や告別式へ参列いただく親戚や知人については、年明けの葬儀の日程が決まり次第ご連絡をするようにしましょう。
葬儀は家族以外の親族にとって、故人とお別れをする大切な最後の時間です。
「訃報を知らずに葬儀に参列できなかった」ということのないように礼儀を尽くしたいものです。
その他の葬儀にお呼びしなかった友人や知人へは、葬儀が終わり、三が日や松の内が明けた後に葬儀が滞りなく終了した旨を訃報とあわせてお伝えすると良いでしょう。
また、年末年始のうちに身内だけで葬儀を行い、落ちついた頃にお別れ会を行う場合も。
北海道では新聞のお悔やみ欄へ「葬儀終了」として掲載するケースもあります。
年末年始に亡くなり1月4日以降に葬儀を行うとなれば、葬儀までの時間が通常より長く空いてしまいます。
葬儀までの間にご遺体に配慮して、安置場所や安置方法などにも配慮が必要です。
通常よりも長期間の安置となるため多めのドライアイスが必要ですし、葬儀会社の安置場所を借りている場合も長期間となり、追加料金がかかる可能性があるので気をつけましょう。
ご遺体の状態を長期間保つ「エンバーミング」といった処置もあります。
葬儀の日程、安置期間を考えながら葬儀会社と相談されると良いと思います。
年末年始の葬儀、気をつけることとは
多くの火葬場は友引と元旦は火葬場がお休みで葬儀ができない分、その前後の日程は葬儀・火葬が混み合い予約が取りにくくなってしまいます。
お寺も年末年始は除夜の鐘や初詣などの行事で忙しいため、葬儀の日程調整は余裕を持って行うことをおすすめします。
年末年始に葬儀ができないとしても、葬儀会社は年中無休のところがほとんどです。
亡くなったということ自体は葬儀会社や菩提寺へ早めに連絡し、相談するようにしましょう。
また、年末年始は金融機関がお休みとなります。
葬儀費用は葬儀後に支払うとしても、病院への支払いもありますし、葬儀でお寺へお渡しするお布施の用意に現金も必要です。
もしもの時のために、ある程度の現金が手元にあると安心ですね。
まとめ
年末年始は火葬場が休みのため葬儀ができないことが多いです。
年末年始に亡くなった場合は年明けの1月4日以降の葬儀日程となるでしょう。
葬儀会社は24時間365日連絡が可能ですし、役所への死亡届の提出なども夜間休日窓口を利用して行うことが可能です。
死後の行政手続きや葬儀の準備などは問題なく進めることができます。
おめでたいお正月に訃報の連絡をするのは気が引けますが、葬儀に参列いただく方については葬儀日程が決まり次第ご連絡するようにしましょう。
葬儀までに日にちが空いてしまうので、ご遺体のドライアイスを増やすなど安置方法にも気をつけましょう。
年末年始は葬儀ができない分、その前後の日程は葬儀や火葬が混み合う傾向にあります。
お寺も年末年始は忙しいため、菩提寺へ葬儀を依頼する際には時間に余裕をもって相談するようにしましょう。
銀行などの金融機関はお休みとなることがほとんどです。
病院代や葬儀費用、お寺へのお布施の準備のためにも、ある程度の現金を手元に置いておくと安心です。
お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで「北のお葬式」にお任せください。
北海道全域、24時間365日いつでも対応いたします。