こんにちは
北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」一級葬祭ディレクターの吉川です。
前回に続きまして今回の第二回目は、下記のような3点を少し詳しくご案内します。
こちらの内容は病院からの搬送が終わり、ご安置場所にてご遺族と葬儀社がお葬式の日程や会場などの基本的な事の打ち合わせを行う内容です。
こんにちは
北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」一級葬祭ディレクターの吉川です。
前回に続きまして今回の第二回目は、下記のような3点を少し詳しくご案内します。
こちらの内容は病院からの搬送が終わり、ご安置場所にてご遺族と葬儀社がお葬式の日程や会場などの基本的な事の打ち合わせを行う内容です。
ご安置した際にお書きいただく書類でお葬式に必要な情報と葬儀の依頼書も兼ねます。
下の画像は北のお葬式にて喪主またはご家族に初めにお書きいただく用紙で、葬儀社によって様式はさまざまですがお葬式を行うに必要な項目ですので他社でも似た内容になっています。
それでは下のサンプル写真の番号に沿って解説します。事前にわかっていれば万が一の時に安心ですよね。
故人の情報はとても重要です。もし氏名に旧字を使用している場合は正確に記載いただく必要があります。現在の住民票での住所の記載のほか、生年月日、死亡の日にちと時間も必要です。亡くなった時間は死亡診断書に記載されています。
喪主と施主に関しては、喪主は必ず必要で、喪主は葬儀の最高責任者として私たち葬儀社は全ての決定権を有すると考えています。
例えばご主人が亡くなった場合の喪主の選定は、本州では長男が行う地域が多いのですが、北海道のほとんどの地域では配偶者が行う事が一般的です。
喪主になる方はご存命ですが入院などで参列ができない場合では、葬儀不在というかたちでの喪主となります。その場合は施主が必要になり喪主の代わりを務めます。
【施主】は、本来は違う意味がありますが、北海道においては喪主のサポート役という考えが一般的です。
こちらは長男など故人の「子」が行い、高齢である喪主をサポートします。
必ず施主として立つ必要はありませんが、施主にあたる方が社会人で会社関係のお付き合いなどが広い場合は、香典返しと一緒に渡す「会葬礼状」に名前が記載されるので、施主を付けて名前を記載した方が良いでしょう。
【親族の人数】おおよその数字とは言え難しい部分になります。通夜振舞いの料理の数量の関係もあるので、親族人数は一番集まる通夜を考えて算出します。
大きく分けて親戚は夫側と妻側に分かれます。もし検討もつかない場合は、それぞれの親族の代表と思われる方に連絡を取って聞くのも良いでしょう。
亡くなった時間帯が夜間や早朝の場合はつながらないことが多いので、ある程度は事前に調べておくことができれば安心ですね。
【一般参列者の人数】の算出は一番難しいと思われます。まず一般参列を望まないお葬式はもちろん「0人」ですよね。
問題は一般参列者を希望されるお葬式の予想人数です。
一言で「一般の方の参列の人数の予想は?」と聞かれて即答できる方はとても少ないのですが、グループごとに分けて足し算をしながら考えると意外と数字が出てくるものです。
故人やその配偶者の「近所や町内会・友人知人・サークルやクラブ・家族(子など)の会社関係や友人」などをそれぞれ考えます。例えば長男の会社関係はどうなのかは想像がつきませんが、長男に直接聞くと会社の前例も踏まえておおよそわかるものです。
そのほか故人やその配偶者が現役の会社勤めの場合はその会社や取引会社がどのくらいの会葬者が来るか想定しなければなりません。経験が無い場合は、会社の上司に相談するとよいでしょう。こちらも会社内での前例や習慣でおおよそ把握が可能になるはずです。
こちらは下記にある「6. 日程の決め方と新聞掲載」でご説明します。
こちらに関しては、既にお付き合いのある寺院などがあれば問題ありません。ご安置の際に「枕飾り」というお飾りは宗派によって違いますのでお聞きしています。宗派が不明な場合は寺院のある地域と寺院名をいただければお調べすることも可能ですのでご相談ください。
寺院などのお付き合いが無い場合はご紹介は可能です。どの宗派も依頼後の変更が難しい場合が多いので、もし宗派がわからない場合は詳しい親族に聞く必要があります。
こちらは下記にある「6. 日程の決め方と新聞掲載」でご説明します。
(※本州の多くの地域で斎場とは火葬場をさしますが、北海道の札幌近郊で「斎場」とは葬儀式場と呼び火葬場はそのまま火葬場と呼びます。)
親族と一般会葬の人数により会場選びが必要です。
斎場やホールには収容人数があり、可能な限り適切に選びたいものです。
大きすぎる会場では寂しくなり、小さすぎると駐車場や会場が狭いなどせっかく足をお運びいただいた会葬の方にご不便や迷惑をかけてしまいます。
北海道では、通夜が一番多く集まり告別式は減る方向になるので、通夜に合わせて選択することが必要です。
予想人数を元にご提案を行いますので人数をできるかぎり正確に判断してぴったりの会場選びができれば良いですね。
家族に不幸があってから全てを判断し選ぶことは難しいものです。
近年は会場の見学などを行う方が年々増えています。実際に会場を見ていただいて事前相談をしていただくととても安心です。
ホールの大きさと費用の関係
規模の大きい斎場では大きさの異なるホールを複数用意しています。
大きいホールほど祭壇も同時に大きくなるので、ホールの使用料は増えてしまいます。
そのほかに考えることは大きい祭壇に見合うお花を飾る事で費用はさらに増える傾向にあります。
反対に「祭壇は立派にしたいから」と人数に似合わない事を承知で大きいホールを選択される方もおります。そういった場合の弊社のディレクターは、椅子の間隔を広げるなど空間を有効に利用して寂しくならないように配慮します。
費用を極力抑えたい場合は、【自宅葬】や【斎場の和室】でお別れをすることもできます。
家族だけ、ごく一部の親族など少人数の場合は斎場にある和室や専用施設もあるので費用を抑える事も出来ます。柩の出入りの問題なければ【自宅葬】という選択肢もあります。
北のお葬式火葬プランでは、遺族控室はなくお預かり形式でご遺体の安置室もあります。もちろん出棺時のお別れは行えます。このようなかたちで予算を最大限に抑える事も可能です。
北のお葬式ではどのようなお葬式でも可能ですので担当者と相談したうえで、仮決定でもホールを予約する事をおススメします。
もちろん、事前に調べて相談をいただければさらに安心です。
北のお葬式の場合ご安置後速やかにお葬式の日程をご遺族と相談のうえ仮決定をします。
【一般葬の場合】は一般参列者に配慮の為に式を中一日以上あける場合が一般的です。
【親族のみのお葬式】の場合は比較的日にちを置かないことが多いのですが、親戚が遠方の場合は参列される方の立場に立っての配慮が必要です。
友引で葬儀ができない場合やお亡くなりの時間により日程の調整が必要となります。
北のお葬式では、会場の状況を考えアドバイスを交えて【仮の葬儀日程と時間】を決めます。この段階ではまだ変更の可能性がある為、他の方には伝えないようにします。
その後宗教者がいる場合は、宗教者に仮決定日時を伝えて承諾を得られれば【日程が本決定】となります。宗教者の都合が合わない場合は宗教者の都合に合わせるかたちになります。
新聞のお悔やみ欄はご存知の方が多いと思いますが、【お悔やみ欄の掲載料は無料】です。
【親族のみ】での葬儀を希望する場合のおくやみ欄は新聞掲載を載せないか、葬儀が終わった後に掲載する【葬儀終了】として掲載します。
【一般の参列】を希望する場合は通夜当日の朝刊に新聞掲載を行う事が一般的です。
おくやみ欄の朝刊掲載を行う場合は前日の夕方に締め切りになります。葬儀社より新聞社に依頼を行います。
市役所が窓口になっている市町村も存在しますが、死亡届を提出したら自動的に新聞社に連絡が行くという事はありません。
新聞の休刊日もあるので、掲載をするために葬儀日程を延期する方もおります。
こちらも葬儀社に相談すると安心ですね。
私たち葬儀社が黒枠と呼んでいる黒い枠で囲われている【死亡広告】は有料です。枠の大きさと全国、全道、地域の範囲で金額が変わり地域や新聞社によりますが、最低でも15万円以上の費用がかかります。
・【葬儀依頼書】には葬儀に必要な情報を記載します。死亡日時が不明の場合は【死亡診断書】に記載されています。
・北海道では喪主は配偶者、任意の施主はその「子」が努めます。
・斎場やホール選びは、葬儀スタイルを決め、お通夜の予想人数で最適なホールを選びます。
・葬儀日程は、参列される方の事も考慮して最終決定は宗教者が行います。
・一般的にお悔やみ欄掲載は通夜当日の朝刊に掲載します。一般会葬を希望しない場合は掲載しないか葬儀終了掲載にします。
お葬式のご相談からお急ぎのご依頼まで「北のお葬式」にお任せください。
北海道全域、24時間365日いつでも対応いたします。