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北のお葬式
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曹洞宗の葬式の特徴と流れ。知っておきたい作法やマナーについて

投稿日:2018年4月16日
マナーやご作法

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こんにちは。

北海道全域対応、札幌市の葬儀会社「北のお葬式」です。

 

日本のお葬式は仏式がほとんどですが、仏教はその中でも複数の宗派があり、宗派によって死に対する考え方や葬儀の流れが少しずつ違う部分があります。

 

今回は仏教の中でも少し特徴的な曹洞宗のお葬式についてのお話です。

曹洞宗のお葬式の特徴や流れ、マナーなどの基礎知識をご紹介します。

 

曹洞宗のお葬式は故人が悟りを開くための儀式

曹洞宗は仏教の中でも「禅宗」に含まれる宗派の一つ。

座禅によって自己を鍛え、悟りを開くことを目的としています。

 

禅の影響が色濃く反映した曹洞宗のお葬式は、葬儀儀式によって故人が仏の弟子となり悟りを開くことが目的です。

悟りを開くことによって故人の心が安らかになり、死後の平穏が訪れると考えられています。

 

葬儀で寺院の僧侶から戒名と戒律を授かり(授戒)、「血脈」という仏法の系図に名を連ねることで仏の弟子になることができるのです。

亡くなってから戒名をいただくと思いがちですが、曹洞宗も生前に戒名をいただくことが本来の姿です。

 

曹洞宗のお葬式の流れを紹介

曹洞宗の葬儀は一般的な仏式葬儀と少し変わっています。

曹洞宗のお葬式では、故人が仏の弟子となることが重要視されており、そのための「授戒」「念誦(ねんじゅ)」「引導」という3つの儀式が必要となります。

 

曹洞宗の葬儀の流れ

1)剃髪(ていはつ)の儀

仏門に入るための授戒儀式の一つ。

導師(僧侶)がお香を焚き合掌、偈(げ:経典内の詩句)を唱えて行います。

 

2)授戒

複数の儀式を経て、故人が仏の弟子となるための戒律を授かります。

懺悔文(さんげもん)
故人が生前に犯したとされる罪を振り返り反省します。

三帰戒文(さんきかいもん)
仏の教えを守り仏門に帰依(きえ)することを誓います。

三聚浄戒(さんじゅうじょうかい)・十重禁戒(じゅうじゅうきんかい)
導師が位牌や自らの頭に法性水(ほっしょうすい)を注ぎます。法性水は煩悩を消して身を浄める意味があります。

血脈授与
仏の弟子になった証として血脈を授け、祭壇に供えます。

 

3)入龕諷経(にゅうがんふぎん)

導師がお経を唱え、参列者は焼香を行います。

 

4)念誦

導師がお経を唱えて仏に対して祈ります。

龕前念誦(がんぜんねんじゅ)
挙龕念誦(こがんねんじゅ)

お経を唱えた後に太鼓や繞鈸(にょうはつ)と呼ばれる仏具を打ち鳴らす鼓鈸三通(くはつさんつう)を行います。

 

5)引導法語

導師が故人を悟りの世界へ導くための言葉を言います。

 

6)念誦

山頭念誦(さんとうねんじゅ)
山頭とは火葬場のことで、出棺前にお経を唱えます。

 

7)出棺

回向分(えこうぶん:読経の終わりに読む経典内の詩句)を唱え、鼓鈸三通(くはつさんつう)を行いながら出棺します。

 

火葬後は、初七日、四十九日、一周忌……と法要が行われます。

 

曹洞宗の葬式独自の作法や儀式など

曹洞宗独自の儀式や曹洞宗の焼香作法をご紹介します。

 

鼓鈸三通(くはつさんつう)

太鼓や、シンバルのような仏具「繞鈸・妙鉢(にょうはつ・みょうはち)」を打ち鳴らす儀式で、故人の魂を音楽で出迎える・見送るという意味があります。

葬儀の中では告別式を行うために故人を葬祭場へ送る時、出棺時の2回行います。

 

曹洞宗の焼香の作法

曹洞宗の焼香は2回行うのが一般的です。

 

1.右手でお香をつまみ、額に押しいただいてから香炉にくべる

2.もう一度右手でお香をつまみ、次は押しいただかずにそのまま香炉にくべる

 

線香の場合は1本を立ててあげます。

※焼香の作法は地域の風習や僧侶によって異なる場合があります。

 

確認しておきたい曹洞宗の葬式マナー

曹洞宗の葬儀へ参列する際のマナーを確認しておきましょう!

 

服装マナーは一般的な葬儀と同じです

曹洞宗の葬儀での服装は、一般的な葬儀の服装マナーと同じく喪服着用となります。

喪主や遺族は正式喪服か略式喪服、親族や一般会葬者は遺族より格下になるように略式喪服を着ると良いでしょう。

 

カバンや靴なども黒い地味なものを選び、明るい色や派手な装飾がついているもの、カジュアルな印象を与えるものは避けるようにしましょう。

 

通夜には地味な平服で参列しても問題ありませんが、喪服を持っている場合は喪服で駆け付けることが多いです。

 

葬儀の服装マナーについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。

お葬式でグレーはNG?グレーのスーツや小物について

 

曹洞宗の正式数珠は金属の輪がついている二重の数珠

数珠も宗派によって少しずつ違うものの一つです。

 

曹洞宗の正式数珠は金属の輪が付いていて、108個の珠が二重になっているもの(本連)です。

現代では珠が54個(一連)、27個(四半連)の略式数珠を使う方がほとんどです。

 

数珠は座っている時には左手首にかけ、歩く時には左手で房を下にして持ちます。

合掌時には左手の親指と人差し指の間にかけて両手で挟み、房は下に垂らします。

 

香典袋の表書きに注意!「御霊前」は使わない

香典袋の表書きは「御仏前」または「御香典」と書きましょう。

曹洞宗では亡くなった方は葬儀ですぐに仏の弟子となるため「霊」という概念がなく、「御霊前」という言葉は使いません。

 

まとめ

仏教の中でも宗派によって葬儀の儀式や作法が違いますが、曹洞宗の葬儀では故人が仏の弟子となり悟りを開くための儀式が中心となるため、少し特殊に感じるかもしれません。

しかし大切な人をしっかりと見送りたいという遺族の気持ちは、宗派や葬儀の内容にかかわらずみんな同じです。

曹洞宗の葬儀に参列する際は、マナーや作法を事前に確認し遺族の方へ失礼のないようにしましょう。

 

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